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zoom RSS Father to Son (父から子へ)

<<   作成日時 : 2008/02/18 01:26   >>

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ブライアンが父親の協力を得て、Red Special(彼らの手作りギターの名)を完成させたことはあまりにも有名。
そんな父と息子の絆をテーマにしたのか?
ブライアン作。

ピピピピピ・・・・
レラソレ / レラソレ / レラソレ / レラソレ 
が〜ん(G) / が〜ん(G on F) / が〜ん(G on E♭) ミ♭シ♭ソ / ダダダダダダダ(D)

さあ、きたきたきたきた!
キラキラしたアルペジオは回転速度を落として録ったか?
それともナットとペグの間で音程を作ったか?
そして問答無用のパワーコード!
妙なリフなんか必要ないぜブライアン!

フレディの瑞々しい声がストーリーを語り始める。
バックはギターオーケストレーションを中心におおらかに。
しかし、0'20''のライトチャンネルのギターは明らかにずれてるぜ、ブライアン。
しかも、後に続くは父親の奇妙なモノローグ。
A word in your ear, from father to son
(お前の耳に語る言葉、父から息子へ)
Hear the word that I say
(私の言葉を聞きなさい)
I fought with you, fought on your side
(お前と一緒に戦った、お前のそばで戦った)
Long before you were born
(お前が生まれるずっと前のことだった)

冒頭の詩から感じられること・・・
A word... 息子に伝えようとしているのはたったひとことだけ?
your ear...片耳にしか届かないということはひそひそ話?
Hear....あまり集中して聞いてほしいようには思えない?
息子が生まれるずっと前から息子と一緒に戦っていた???
???
     ・・・さらっと流さなあかん?
そう、それでもあくまでもおおらかに父の言葉は語られてゆくのであった。

1'44'で曲は大きく展開を変える。
フレディとは一味違った手法でコーラスは幾重にもかさなってゆく。
まさに家族の、そして一族の平和をイメージするかのようなハーモニー。
しかし、穏やかな空気を醸し出しているFから短3度上のA♭にコードが変わると少しずつ雲行きが怪しくなる。(2'01'')

いかにもブライアンの好きそうなコード展開。
E    / E  D A /

しかし歌詞の内容まで怪しくなる。
But I've heard it all before
(しかし、私も昔それを耳にしたこともあったな)
Take this letter that I give you
(私が授けた手紙を手に取りなさい)
Take it sonny hold it high
(息子よ、それを高く掲げよ)
You won't understand a word that's in it
(そこに書かれている言葉をお前はひとつも理解しようとしないだろう)
But you'll write it all again before you die
(だが、お前が死を迎える年になれば、全く同じものを書くことになるだろう)

あれ、最初は「よく聞けよ」って言ってたやんな。
それがいつの間にか手紙にすり替わり、しかも、息子はその内容を理解しようともしない??
すると曲はさらに強引なキーチェンジ!(2'38'')
Em (ファ#ソ) Em (ファ#ソ) / Em (ファ#ソ) D A /

ええ!!
ファ#ソの音を付け加えることで、当り前のように何食わぬ顔でEmに。
いくらその方がアドリブしやすいからって・・・。
そう言えば、中学時代に買った楽譜では、このソロのパートには一音たりとも音符は書かれておらず、五線譜の上には手書きの文字で"With Feeling"(アドリブで)とだけ書かれてあった。
今の常識からは考えられないおおらかさ。

やがて静けさが訪れ最初のパターンへと戻ってゆく。(3'58'')
そこでさらに話は理解できない展開を!
A word in your ear, from father to son
(お前の耳に語る言葉、父から息子へ)
Funny you don't hear a single word I say
(おかしなものだ、私の言葉は一言たりともお前には聞こえない)
But my letter to you will stay by your side
(だが、お前に渡した手紙はいつまでもお前のそばに)

あれ?話がちゃうやん?
最初は「聞け」って言ってたのに、「一言も聞こえない」?
息子は手紙の内容を分かろうともしないけども、いつまでもそばにはある?
「戦慄の王女」の"Son and Daughter"に続いて、ブライアンの不条理な世界。
誰か納得できるように説明して!

ま、物語はさておいて、サウンド面では「戦慄の王女」に比べて格段の進化が見られる。
まず、ドラム、ベースの質感がかなりリアル。
ドラムが中央にどっしりと構え(ちょっとスネアが頼りないが)、その上で音数の多いベースがうねうね動きまわる。
安定感は飛躍的にUP。
ロジャーの特徴である、スネアに合わせてハットを半開きにしてアクセントをつける癖もバッチリ聞こえてくる。
そして極めつけは"Funny"(4'08'')という言葉を合図に雪崩れ込んでくるSound of Wall!
声の壁とレフトからはまさにオルガンをイメージしたギターオーケストレーション。
音のイメージはまさに、「神の祝福」。
これぞ、Queen!
これを「ゴージャス」ととらえるか「過剰演出」ととるかが、Queenファンになるかならないかの分かれ道。

このように父と子の対話をモチーフにした曲といって思い浮かぶのはBen Folds。
"Still Fighting It"で描かれる親子の情景はまるで映画のワンシーンのよう。
かつて彼が所属していたBen Folds Fiveというピアノトリオは、デビュー当時"Queen + Billy Joel + Joe Jackson + パンク ÷4"みたいな書かれ方していた。
たった3人とは思えない複雑なコーラスワークが最高だった!

さて次回。ホワイトサイド3曲目、"White Queen (As it began)"。



'74 Rainbow Theatre   Father to Son (ぶつ切れ)

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コメント(4件)

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昨日は予習とゆうか復習ゆうか、8回”U”を聴きました\^o^/

ほんま!きたきたきたきたぁ〜〜〜〜っ! ですねo(^-^)o
エエなあー!

しかし、記事を拝見するだけで曲を聴いているかのよーな紹介はお見事です!(知ってるからやけど‥)

楽しみにしてます(゜▽゜)

あっ、”DRAGON ATTACK”さまやったんですね(^^)
天下一品ありましたよp(^^♪
KENONE
2008/02/18 07:32
また、オッチャンです‥( ̄▽ ̄;)

今日は外仕事でした。シャワーしてカンビールをプシュッ♪
部屋には”Father To Son”が大音量で。。。

すぅーって、疲れが取れて行くのがわかります\^o^/

エエなあ〜! 薬いらんもん(゜▽゜)
KENONE
2008/02/18 18:12
少〜しヨッパ中です。。。

質問があります!
lifeisrealさまの予定では‥、曲順で進行(シンコーミュージックちゃいますよ♪)して行くんですか?

”Ogre Battle”は、いつ頃なんか無っ茶気になりまんねん(´〜`;)
オッチャン(^^)\(゜゜)
2008/02/18 18:53
オッチャンさん!
3連発ありがとうございます。
友達の車で、よく天一連れてってもらいました。
たまに市内を北上すると、市内南方系の住民は旅行気分でした。

このまま、アルバム順、レコード順でやっていくつもりです。来週あたりにはブラックサイドに突入できればと思ってますが、今、仕事から帰ったばかりなので、ちょっと怪しいかな?
今夜は寝ます。
lifeisreal
2008/02/18 22:32

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