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zoom RSS Ogre Battle (人喰い鬼の闘い)

<<   作成日時 : 2008/02/24 22:50   >>

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まさに邦題の通り。
いよいよここから、フレディの妄想の世界へどっぷりと。
初期のライブでは欠かすことのできない一曲。

フランジャーのノイズ。
そして、銅鑼の余韻が逆回転で徐々にボリュームアップ。
聴く者は皆、迷宮の中へと迷い込むことになる。

エンディング部分の逆回転が続く。
ギターとベースは一足先に正回転へ。(0'42''〜)
少し遅れてドラムも正回転へ。(0'46''〜)
70年代前半のギターキッズなら、一度はトライしたはず?
ララソララソララソララソラーミ

ベースのユニゾンに中坊達はかなり苦労したはず。
ちなみにベースは音の輪郭をはっきり出すために3弦12フレット/3弦10フレットのポジションで。

16分音符の羅列が続くが、ドラムが正回転に戻っての5小節目の頭(0'55'')では、ロジャーの手元が狂ったのか、本来16分音符ひとつであるはずのところが32分音符が2つ鳴っている。

人喰い鬼の叫びを模したコーラスに続いて物語は始まる。
Now once upon a time - an old man told me a fable
「ずっと昔のことなんだ」 - 老人はおとぎ話を始めた

フレディの力強い歌声!
"When the piper is gone"(1'07'')
(笛吹きが去ってしまうと)
と歌えば、ブライアンはギターハーモニーで「笛」っぽいフレーズで、
"And he can swallow up the ocean"(1'33'')
(そしてヤツは大きな海さえも飲み干すことができる)
と歌えば、6弦開放をアームダウンしそれっぽい効果音で応酬する。

やがて、ハーモニーは誘う。
Come tonight
Come to the ogre sight
Come to the ogre-battle-fight
(今宵出でよ
人喰い鬼を見物に
人喰い鬼の闘いが始まるぞ)

しかしふと気付くと、リスナーはすでに物語の中へと取り込まれている。
One great big eye has focus on your deirection
Now the battle is on
(とてつもなく大きな一つ目、お前の方向に焦点が合った
さあ、戦闘開始!)

ロジャーのスネアの連打(2'19'')に導かれて戦闘シーンへ。
1回目はA一発。(2'21''〜)
2回目は転調して1音上がりB一発。(2'35''〜)
とてもワンコードは思えないメロディ展開。
タムを中心にしたドラムパターンが軽快な戦闘シーンを演出する。
The ogre men are still inside
(人喰い鬼はまだ中にいる)
The two-way mirror mountain
(マジックミラーの山の中)
You gotta keep down right out of sight
(見つからないように姿勢を低くするんだ)
You can't see in but they can see out
(お前には中は見えないが、奴らは外が見えている)
"Keep look out"
(気をつけろ!)
The ogre men are coming out
(鬼たちが外へ出てくる)
From the two-way mirror mountain
(マジックミラーの山の中から)
They're running up behind
(奴らは後ろへと回り込む)
And they're coming all about
(そして周りをすっかり取り囲む)
Can't go east 'cos you gotta go south
(東へは行くな、お前は南を目指すんだ)

この後、さらにDへと転調し、ギターソロに場面を移し戦いは続く。

ひとつ残念なのは、この曲がライブで演奏される際には、このパートのテンポがかなり落とされて重くなってしまうことだ。
いや、正確に言うとこの部分のテンポはほぼCD通りなのだが、それ以外の部分がライブではかなり速くなる(いわゆる「はしる」)ため、この部分でかなりテンポが落ちたように感じられるのだ。
それにより、かなり軽やかさを削がれてしまう。
ただ、ソロに入ってからは、途中でBoogieのリズムに切り替えることでリズミカルさを取り戻す工夫がみられる。
まあ、それにしても"Liar"のラストのパートといい、このパートといい、ライブで軽快さがなくなってしまうのは本当に残念!

やがて闘いは終わる。
しかし、これで終わったわけではない。
闘いは永遠に繰り返されるのだ。
イントロと同じ叫び声を打ち消す銅鑼の音。
時計が時を刻むような(随分テンポは速いが)音がライトからレフトへ。
次の曲へとつながってゆく。

この物語は文字通りにお伽噺として読み解くべきなのか?
今も妖精が生きる国、大英帝国。
それとも、何かを秘めたメタファーなのか?
現実の世界にも、このシチュエーションを想起させることがないとは言えない。

この曲は「At the BBC」にも収録されているが、内容的にはかなり厳しい。
ギターはやたらコインのこすれる音が強調され耳障りであるし、ギターソロ部分にいたってはギターの録り方が変?なのと、唐突にリズムパターンが変わってしまうためにほぼ崩壊状態。
とてもではないが、お勧めのできる代物ではない。

さあ、さらに深いお伽の世界へ。
次回は、ブラックサイド2曲目、"The Fairy Feller's Master-Stroke"。

'77 Earl's Court

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
”Now once upon a time 〜 ”ワクワクせなしゃーないイントロからのこの部分がホンマに堪らないですね(゜▽゜)

音的な事はな〜んにも分からないf^_^; から、発表から34年経ったこの時代に再度イチからすべての曲を新鮮に受け止めさせて頂いてます。
ありがたい話しです。。。


【お詫び】
昨日、私のブログにコメ頂きながら‥、失礼にもお名前も入れず返信してしまい、申し訳ございませんでした! m(__)m
オッチャン
2008/02/25 06:06
お久しぶりです。
しばらくお休みしてましたが
またよろしくお願いいたします。

オッチャンとの会話も進んでいるようでよかったです。
流れ星
2008/02/25 18:34
オッチャン!
そ、そうか、34年も経ってるんですね。年とるはずやわ。
でも、それでもなおワクワクできるって凄いことですよね。
それと、固いこと言いっこなしで楽しみましょうよ。そんな、お詫びだなんて言われると恐縮します。

流れ星さん、お加減はいかがですか。
自分も咳が止まらず、苦しんでいます。
とにかく体が資本ですからね。
お大事に!
lifeisreal
2008/02/25 21:09
ありがとうございます!(^^)!

急がずゆっくりと楽しませてくださいね。
オッチャンは”フェリーフェラーズマスターストロークの絵”を必死で捜索中です。

どこのフォルダに大事に仕舞い込んだのか‥、見つかりまへんねん( ̄▽ ̄;)
KENONE
2008/02/27 00:40
せっかくやからしっかり思い出して探しましょう。
自分はロンドンのテイトギャラリーに行ったのに、その頃はまだその絵のことを知らなかったため、現物を見るチャンスを逃した大バカ者です。
lifeisreal
2008/02/27 05:25
lifeisrealさん、こんにちは!

ほんとにお体悪いのですね。
お大事になさってください。
またプレゼント記事用意してますのでそのうちに紹介します!
流れ星
2008/02/27 16:33
具合悪いんですか‥?
無理せんといて下さいね。

やっぱりナイやん(T_T) これは保存しとかなって‥。外付け内も捜したけど見当たらんしー(┬┬_┬┬)

なんでやねぇ〜ん( ̄▽ ̄;)
オッチャン
2008/02/27 19:50
流れ星さん、お気づかいありがとうございます。
でも、大丈夫ですよ。
ただ仕事が忙しくて、なかなかブログが進まないのが・・・。
そろそろ暖かくなりそうな気配・・・。
それに期待です。

オッチャンがんばってえ〜。
それはそうと、シャープとSONYの業務提携で、またまた堺がクローズアップじゃないですか。
lifeisreal
2008/02/27 20:28

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