My Fairy Kingdom

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zoom RSS Dear Friends

<<   作成日時 : 2008/04/19 20:30   >>

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日本語にすれば、「大切な友よ」。
ブライアン作。
まるで練習曲のような、ブライアンのやわらかで初々しいピアノ。
ファルセット混じりのフレディの声もどこまでも穏やか。
コーラスもおそらくフレディによる多重録音。
やわらかなリードボーカルと、ハリのあるコーラスの対比。
彼らの作品中、初の「楽器がひとつしか使用されていない曲」。
ゴスペル風アレンジのコーラスパターンも、ここまでのQueenとは一味違う。
D         G  A    D
So dear friends your love is gone
(大切な友よ、君の愛は終わった)
D        Em E7 A
Only tears to dwell upon
(涙にくれて生きるだけなのか)
I dare not say as the wind must blow
(風がかならずまた吹くように、愛を失くすことも)
So a love is lost, a love is won
(勝ち取ることもあるんだよなんて言いきる勇気はないよ)

Go to sleep and dream again
(ゆっくり休んで、もう一度夢をみよう)
Soon your hopes will rise and then
(じきに希望が湧いてくるよ、すると)
From all this gloom life can start anew
(この沈んだ生活から新たなスタートが切れるよ)
And there'll be no crying soon
(そうすれば、すぐに涙は乾いてゆくよ)


特にマーカー部の和音が心地よく響く。
まるでブライアンがギターとピアノの違いを噛みしめているかのよう。
ギターに置き換えると下図の通り。
画像


しかし、じっくりと歌詞を読んでみるとひとつだけ不可解な点が。
そう、"Dear Friends"。
ということは、複数の友人に宛てた詩ということ。
複数の友達が同時に失恋して、励ましを必要としている?
妙だ。
別れたカップルの両方が友達だったため両方を慰めている?
しかし、別れたカップルの両方共が「失恋」というとらえかたをするようなシチュエーションも稀だ。
(「お互いが望んだ別れではない」など、ないわけではないが・・・)
おそらく、語呂の面から"friends"としたのだろうが・・・。

このような小曲ではあるが、意外なことにいくつかのカバーバージョンも存在する。
オランダのアーティスト、Valensia("Queen Tribute"に収録)や、デフ・レパードのベーシスト、Rick Savageによるカバー(未発表?) など。
また、フレディのトリビュートコンサートでGeorge Michael + Queenで演奏された曲をまとめたライブCDのラストにこの曲が収録されている。(これと全く同じバージョン)

いずれにせよ、ここまでのQueenとは完全に一線を画する作品。
なんのためらいもなくこれまでのスタイルを脱ぎ捨ててゆく姿勢、それがこのアルバムのB面には詰まっている。

続くはいよいよQueenの異端児、ジョンの登場。
その時、歴史は動いた。
B面4曲目、"Misfire"。

"Dear Friends" Rick Savageバージョン。
Why should he do this??


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Teo Torriatte (Let Us Cling Togther)
日本語にすれば「共に寄り添いあって」。 もちろん「手をとりあって」でもOK。 なぜ"Torriatte"と"r"が二つあるのかは不明。 おそらく単なる勘違い。 ブライアン作。 "Dear Friends"のような小曲はあったものの、初の本格的ピアノバラード。 ...続きを見る
My Fairy Kingdom
2009/04/05 21:28
All Dead, All Dead
そのまま訳すとあまりにもナマナマしいので、「もうどこにもいない」くらいにしておこう。 ブライアン作。 残念なことにライブで演奏されたという記録はない。 個人的には、ブライアン作品ポップ・バラード部門のベスト3に入る曲。 フレディのようにダイナミックでスポンテイニアスではないが、はるかに繊細でリリカル、まるで水彩画のようなピアノ。 いかにも伝統的ブリットポップなシャッフルのリズム。 まるでオーロラのように儚げに色が移ろいでゆくギターオーケストレーション。 そして、明らかに"意識... ...続きを見る
My Fairy Kingdom
2009/06/21 23:35

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
お待ちしておりました(゜▽゜)

なにしてはるのんやろと心配してました。。。


シンプルでエエですねぇー!

※すべて”エエですねぇー!”で済ますなよ!ってお思いでしょーが…( ̄▽ ̄;)


マイケルさんのミニアルバム持ってます!何故かこの曲入ってましたね(^^)



明日からBGMはこれにします!1’08”は魅力です(゜▽゜)
”ミス〜”も1’49”とまた魅力やん(ノ゚O゚)ノ
KENONE
2008/04/19 22:17
オッチャン、ありがとうございます。
連日、朝5時起き、帰りは10時、11時生活のため、全くブログに手をつける余裕がありません。
やっと週末で更新できました。

そうそう、マイケルさんのあれ、ディアフレンズもマイケルさんが歌ってるのかと思いきやなぜかQueenバージョンでした。おそらくフレディの声をフィーチャーしたかったのでしょうね。
もうしばらく短いやつが続きます。
lifeisreal
2008/04/20 01:01
lifeisrealさん、こんにちは!
毎日ハードな生活おくられているのですね。
お疲れ様でございます。
ほんとに小曲ですが、結構意外な方がカバーされてますね。
ブライアン作とは気がつきませんでした。
流れ星
2008/04/20 12:46
流れ星さん、ありがとうございます。
そう、ブライアン作なのです。
ブライアンががんばってピアノ弾いてます。
そのたどたどしさが、切なさを増幅させているように感じます。

今週は少し早く帰ることができるかなあ。。。
lifeisreal
2008/04/20 18:42
こんばんは(゜▽゜)

お忙しいようですね。
マイペースで結構ですからね(^O^)/

今夜、Rickさんの映像拝見!!!
なかなかエエですねぇー!(^^)!

”愛にすべてを”以来の感動で〜す(゜▽゜)
KENONE
2008/04/20 21:17
オッチャン、再びありがとうございます。
さすがベーシストということで、最初はコーラス&ベースで演奏されてるあたりがミソですね。

ほんまに、ぼちぼちいきますんでよろしくお願いします。
lifeisreal
2008/04/20 22:42
久々のコメントになりました〜。
このDEAR FRIENDSのメロディーは好きですね〜。
このフレンズの複数形は、どういうことなのでしょうかね〜。私なりに考えてみたのですが、リスナーの中のいるだろう失恋をした人々を対象としているからなのでは?とも思ってみましたが・・・
それにしてもクイーンの曲ってのは、初期の頃のものでもカバーされているもの多いのですね〜^^)
ポッキー
2008/04/23 14:56
ポッキーさん、すっかりご無沙汰しております。
さすがポッキーさん!
目からうろこです。
自分には全くその視点がありませんでした。
それが一番納得のゆく解釈です。
それに夢がありますしね。
ありがとうございます。
lifeisreal
2008/04/23 22:02

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