My Fairy Kingdom

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zoom RSS Good Old-Fashioned Lover Boy (懐かしのラバーボーイ)

<<   作成日時 : 2009/03/16 19:27   >>

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「いかすね、古いタイプの色男」。
フレディ作。
ポップセンス全開。
されど、過剰過ぎる装飾はなし。
プレイヤーとしての4人のメンバーのバランスが非常によい。
特にブライアンのプレイは、このタイプの曲の中ではピカイチ!
「Race Tour」、「News of the World Tour」ではメドレーの一部としてプレイされた。
特にブート映像でお馴染みの「Live in Houston」で代表される後者においては、この曲や"The Millionaire〜"、"Get Down Make Love"などが一連のメドレーを構成するという「なんでもあり」状態。

個人的には、Queenの曲の中で演奏したことのある回数が最も多い曲。
そんな意味でも最も思い入れのある曲。

イギリスでは"Somebody to Love"、"Tie Your Mother Down"に続く第3弾シングル(日本では"Somebody to Love"に続く第2弾シングル"Teo Toriatte"のB面)として発売されたのだが、そのスタイルが少し変わっている。
題して"Queen's Fisrt EP"。
この"EP"という言葉に「あれ?」と反応したあなたは40代以上?
そう、日本では"LP"レコードに対してシングル盤のことを"EP"と呼んでいた。
でも、どうやら何かが変だ。
そうでなければ、この時点で既に8枚(UK)のシングルを発表していた彼らにとって、今さら"First EP"というタイトルはあり得ない。
海外のレコード事情を整理してみよう。

LP(Long Play)レコード
12インチ(約30センチ)で片面約30分。
1分間の回転数は33回転(厳密には33回転と1/3)。
シングルレコード(通称"45[forty-five]")
中央の穴が大きいため日本ではドーナツ盤とも呼ばれる。
が、海外のサイトをいくつかあたってみたがその呼称を確認することはできなかったので、ひょっとしたら日本独自の表現であるかも知れない。
サイズは7インチ(約18センチ)で片面約5分。
ただしThe Beatlesの"Hey Jude"のように7分をこえるものもある。
1分間の回転数は45回転。
そして問題のEP(Extended Play)レコード
サイズはシングルレコードと同じ7インチ。
回転数はLPと同じ33と1/3。
そのためシングルよりも収録時間が長くなる(片面10分以上)。
"Extended"とは「延長された」の意。
シングル盤と同じサイズでより長く楽しむことができる。
全くの蛇足ではあるが純粋に回転数のみを取り上げると、33回転よりも45回転の方が音質は優れている。(ハズ?)
回転数の早い方が時間当たりの記録面積が大きくなるからだ。
LPとシングルの同じ曲を聴き比べた時、シングルの方が音がよく、音圧もあると感じた経験(単なる気のせいかも知れないが)が誰にでもあるのではないだろうか。
また同じ理屈から、盤の内周に近い部分より外周に近い方が音質が良くなる。
ただし、あくまでも筆者は音響のプロではないので、上記が真実である保証は全くない。

というわけで、随分前置きが長くなったが、そんなふうに"シングル"と"EP"は別モノ。
だから、"First EP"でいいのだ。
収録曲はA面に"Good Old-Fashioned Lover Boy"、"Death on Two Legs"、B面に"Tenement Funster"、"White Queen"の4曲。
一見、節操無く感じられる選曲。
しかしよく見れば、未完成Queenの色合いが強い「戦慄の王女」以外のアルバムから均等に1曲ずつ。
(もちろんこれまでにUKでシングルになっていないもの)
つまりQueenのミニバイオグラフィなのだ。
あれ?ジョンの曲がない。
そう、それも仕方のないこと。
"You're My Best Friend"と"You And I"("Tie Your Mother Down"のB面)はすでにシングル化されているのだ。
となると残るは"Missfire"。
ちょっとシングルには・・・。
という経緯があったと推測される。

レガートな弾き語りでスタート。
少し小さめのボリュームからだんだんクレッシェンド。
I can dim the lights and sing you songs full of sad things
(少し明かりを落として、悲しみがいっぱいの歌を歌ってあげよう)
We can do the tango just for two
(二人っきりでタンゴってのもいいね)
I can serenade and gently play on your heart strings
(君の心の琴線で優しくセレーナデを奏でよう)
Be your Valentino just for you
(君だけのバレンティノになってあげよう)


Ooh love - ooh loverboy
(いよっ!色男!!)
What're you doin' tonight, hey boy
(今夜はどうしてるかな、色男)

Set my alarm, turn on my charm
(アラームをセットして、魅力を振り撒く)
That's because I'm a good old-fashioned lover boy
(だって僕は古いタイプのいかした色男だからね)
なんと彩り豊かな表現力!
(もちろん、あくまでも筆者の主観である)
下線部で"serenade"という言葉が出てくると、ブライアンがそれっぽいフレーズで色を添える。
(下図参照↓)
画像

ルート音の長3度上から和やかに。
もちろんアタックを消すために指弾きで。
ブライアンはご存じのとおり人差し指だが、個人的には親指の方がやり易いかと。
コーラスを中心にした赤字の部分は周囲の声といったところだろうか。
とにかく、「主人公=歌い手=フレディ自身」を色男と言いきるあたりが清々しい。
"Valentino"とはもちろん希代の色男"Rudolph Valentino"のことだろう。
しかも単に色男というだけではなく、バイセクシャルであるという噂の絶えなかった彼を敢えてここで引き合いに出しているのももちろん意図的だ。

流れるようなメロディからは想像もつかない複雑な転調が最高のスパイス!
[0'39''〜]
G#m           Eb
Ooh let me feel your heartbeat [grow faster, faster]
(ああ、君の鼓動を感じさせておくれ [どんどん早くなるわ])
G#m   F#         B     F#
Ooh ooh can you feel my love heat
(ああ、僕の愛が燃え上がっているのを感じるかい)
               B       F#
Come on and sit on my hot-seat of love
(さあおいで、そして僕のアツアツのラブシートに座ってごらん)
        B       Bb        Eb
And tell me how do you feel right after-all
(そしてとどのつまり、どう思ってんのか教えておくれ)
           G# Gm Cm
I'd like for you and I to go romancing
(君とふたりでイチャイチャしたいんだよ)
F            G#   Bb    Eb
Say the word - your wish is my command
(「命令してくださいご主人さま」って言ってごらん)
下線部では、ジョンお得意のメロディへの絡みフレーズ。
基本的にスタカート気味に4分音符中心でプレイされている中で、心地よい刺激を与えてくれる。


そして再び訪れる弾き語りパート。
盛りたててゆくジョンとブライアンのフレーズが心地よい。
[1'24''〜]
When I'm not with you
(君と一緒にいない時)
I think of you always [I miss those long hot summer nights]
(いつも君のことを考えているよ [あの暑い夏の夜が懐かしいわ])
I miss you
(君がいなくて淋しいよ)
When I'm not with you
(君と一緒にいない時)
Think of me always
(いつも僕のことで頭をいっぱいにしておくれ)
Love you - love you
(愛してる)

Hey boy where do you get it from
(やあ色男、どこでそんな手管を覚えたんだい)
Hey boy where did you go ?
(やあ色男、どこ行ってたんだ)

I learned my passion in the good old fashioned school of loverboys
(僕のこの情熱は、懐かしの素敵な色男たちがやってきたことなんだ)
赤字の部分はエンジニアのマイク・ストーンの声。
("1,2,3,4,5,6,7,9 o'clock"というコーラス?[2'18''〜]も)
ちなみにシングルバージョンでは、赤字パートはロジャーが歌っているらしい。(未確認)
ページ下部のYouTube"Top of the Pops"映像でもロジャーがそのパートを歌っていが、実際のライブではフレディが歌っている。
そして、上記パートの前半部分で冴えわたるブライアンの裏メロとジョンのベース!
(下図参照↓)
画像

引用部の3小節目あたりはユニゾンでギターがもう一本かぶせてある。
リリカルな3連符をアクセントにしたブライアンのフレーズは絶妙。

そしてギターソロ。
久々にワウが満載[本来の使い方]。
旋律と掛け合いを構成してゆくワウを絡めたサブギターが幾何学的に展開してゆく。
さすがにライブでの再現は無理なので、キーとなるフレーズ以外は「よくある」ポップなメロディラインでお茶を濁している。(ページ下のYouTube映像"Earl's Court"参照)
この"Earl's Court"でも、お馴染み"Houston"でもフレーズはほぼ同じである。
筆者がステージでプレイする際に、1本のギターで極力この幾何学的なオリジナルフレーズをムードを損なわないようにリフレーズした。
参考までにその譜例が以下のものである。
画像

ギター&ボーカルを担当していたので、サビの"ラーバボーイ"という歌とかぶってこのフレーズが始まるので、馴染むまで本当に苦労した。
もちろんワウを踏んでいる余裕などはないので、すべて「リアピックアップ+3分の1強踏み込んだワウ」で。
大切なのは、シャッフルの跳ね具合をきっちりと表現すること。
そのためにはリズム隊に走り過ぎないように切にお願いすることも大切なのだ。

フレディの一つの強烈な個性である「コミカル」なピアノ曲。
それがこの曲を最後にQueenから消えてしまう。
それは「時代」のせいでもあるだろうし、彼自身のパーソナルな変化でもあるのだろう。
この曲はそのスタイルへのFarewell Callなのだ。
本当に残念だ。

いよいよロジャー登場。
またしても新たなアスペクトを垣間見せるナンバー。
B面4曲目"Drowse (さまよい)"。

77年 Earl's Court
Killer Queenとのメドレー。
なぜか最初のサビは"ラッパッパパァ〜"。



噂の77年 Houston
演奏のクオリティも高く、ぜひ正規盤で発売してもらいたいライブの筆頭。
こちらもなぜか"ラッパッパパァ〜"。



77年 Top of the Pops
ギターソロはライブ仕様。
"1, 2, 3, 〜"というカウントはマイク・ストーンのまま。



Tea ひとりQueenシリーズ
ギターの弾き語りなれど、この曲の本質を余すところなく伝える演奏力と歌の巧さに脱帽。
見習いたい。

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コメント(37件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにチワワ(・◇・)ゞ

ポール・マッカートニィーが唄っても似合う曲ですよね?
それとですね・・・
私のPCにはPV4本共表示されてナイんです(>y<)何でなんやろー???
KENONE
2009/03/20 14:24
オッチャン、ありがとうございます。
おっしゃる通り、ポールの持つコミカルポップ路線に通ずるものがありますね。
例えば、"Penny Lane"とか"You never give me your money"の中間部とか。
Mr. Beanなどにも共通する、いかにもブリティッシュなコミカルさとでも言うのでしょうか。
この風味がQueenからなくなってしまうこと、それは彼がいい意味でも悪い意味でも「世界規模」のバンドになったということかもしれません。

YouTubeが流れないのはなぜなんでしょう。
こちらでチェックしたところ、他のPCからでも異常なく閲覧できるようなのですが。
ウイルスソフトの影響とか、Flashのバージョンの関係などということはないでしょうか?

無事に閲覧できることをお祈りしています。
lifeisreal
2009/03/20 15:11
( ̄▽ ̄;)
あの後で再度トライしたら無事に拝見できました!
”ひとりQUEEN”なかなかエエですね!(^^)!
こういうのを観ると何か嬉しくなります(^^)

やっぱり…”QUEEN FOREVER”やん\^o^/


KENONE
2009/03/20 15:20
オッチャン、よかったです。
こうやって手軽にいろんな映像を楽しめること(もちろんいろいろな弊害があることは分かっていますが・・)は本当にありがたいことです。

Esrl's CourtやHoustonはかなり演奏のクオリティも高いので、ぜひぜひ正規盤で発売していただきたいものです。
lifeisreal
2009/03/20 15:31
はじめまして、らりるれXと申します。
本日、初めてこのページにたまたま行き当たりました。

正直、すばらしすぎます!!
感動しました。
世の中にはコアなファンがいくらでもいらっしゃるんだなぁ、と感激しました。
今後の分析も楽しみにしております。
らりるれX
2009/03/21 22:05
はじめまして、らりるれXさん。
ありがとうございます。

まったくひとりよがりの言いたい放題ですが、すべてQueenが好きであるゆえのこととして楽しんでいただければ嬉しいです。
リスナーにはそれぞれの聴き方、捉え方というのがあると思いますので、正解とか間違いとかいうのではなく、いろいろご意見聞かせてください。

なかなかアップできませんが、気長にやってゆくつもりをしていますので今後ともよろしくお願いします。
lifeisreal
2009/03/21 23:12
早速の返信、ありがとうございます。

芸術やそれへの意見は自由だと思います。
ギターやその他の楽器をコピーしながらの分析ですので時間がかかるのは当然です。むしろ、全曲コピーされる姿に驚きました。

プロフを拝見すると、私は、lifeisrealさんより2〜3歳上になりますが、中3の時にクラスメートに布教されファンになり、76年の来日公演を見逃しました。
その後、ブート収集が始まりました(笑)

ところで、私はこのようなことをしています。
よろしければ、覗いてみていただければ幸いです。
http://homepage1.nifty.com/fresunu/index.htm
http://homepage2.nifty.com/SKSS/index.html
らりるれX
2009/03/21 23:29
らりるれXさん、恐れ入りました。
カバーバンドをされているんですね。
うらやましいです。
しかも演奏されている曲を見て二度びっくり!
"My Fairy King"!、"Great King Rat"!、"去りがたき家"!
参りました。
誰が"Hangman"や"Silver Salmon"カバーしてるバンドがあるなんて思いますか?
こだわりと愛に打ちのめされました。

Untold Storyもファン心をくすぐります。
さすがにドラマーの視点、自分には気付かなかったことを突きつけられるとワクワクします!

長くなりそうなんで次へ↓
lifeisreal
2009/03/22 00:22
・・・らりるれXさん、続きます。
"Great King Rat"のスネアの話、笑いました。
昔、自分のバンドでデモテープを作った時に、スネアがあんな音で泣きそうになったことがありました。
その時にオフマイクの偉大さを知りました。
しかし、その音の再現に尽力されたとは・・・。

7月のQueen Convention魅力的ですね!
でも仕事の関係で、名古屋はちょっときびしいです。関西でライブされる予定はないのでしょうか?
もしあれば教えてください!
必ず行きます!

「書」も、おののきました。
「真の芸術家」と呼ばせてください。

よろしければリンクさせていただいてもよろしいでしょうか?
lifeisreal
2009/03/22 00:31
そんなぁ、社会人の楽しみでやってるだけで、
本当に下手なんです。Side Whiteなどのライブ・レポートを読むと、なんだか凄いバンドみたいに見えちゃいますが、ホント下手です。ただ、仰るように選曲が他のバンドと異なるために毎回のように見に来てくださる方がいます。ありがたいことです。

さすがに関西まで遠征するようなバンドじゃないので、できませんし、名古屋のコンベンションもおそれおおいことだと思っています。

書は、バンドとは全く逆のコンセプトでやっていますが、これこそ自己満足の極致です。不遜きわまりないでしょ?(笑)

まあ、前便でも書きましたが、芸術は自由だと思って勝手にやっています。

リンクの件、ありがとうございます。
念のため、他のメンバーに打診いたします。
バンドのほうにも、こちらをリンクさせていただけますでしょうか? きっと全メンバーが賞賛すると思います。特にギタリストが。
なにより、こだわりという点において、バンドとコンセプトが一致していますから。

よろしくお願いいたします。
らりるれX
2009/03/22 00:44
らりるれXさん、ありがとうございます。

いつか、ぜひナマで演奏を見せていただけることを楽しみにしています。
lifeisreal
2009/03/22 01:01
東京にご出張なんてありませんか?
だいたい夏と冬にライブをやっていますので、
もしご都合が合えばいいのですが・・・
ただ、HPを鵜呑みにして我々をご覧になると、その下手さにあきれますので、心の準備をお願いいたします(笑)

今さっき、メンバー専用の掲示板にこのページを紹介し、リンクの件を打診しましたので、少しお待ちください。よろしくお願いいたします。
らりるれX
2009/03/22 01:08
昨年の夏までは月1くらいのペースで東京に行っていましたが、残念ながら現在は全くです。
でも、いつか必ず行きますからね!

現在はコンベンションに向けてリハーサル中ですよね。
「Hot Space」中心でと書かれていたような気がしますので、きっと"Life Is Real"も演奏されるんでしょうね。
大好きなんです。
がんばってください!
lifeisreal
2009/03/22 01:17
「Hot Space」は今回のコンベンションのテーマでして、我々のテーマでえはないんです。前回のコンベンションにもお招きいただいたのですが、その際のテーマはたしか「Black and White」で、我々の好きな初期にピッタリでした。
今回は・・・選曲とアレンジを今相談しています。
HPでご覧いただいたと思いますが、"Put out The Fire"に続けて"Life Is Real"もやったことがあります。この曲の分析までまだまだ先のようですが、楽しみです。本家のライブバージョンは、前日のリハでチョロッとやってみましたふうのものですが。。。(笑)
らりるれX
2009/03/22 12:09
そうですか、どんな曲がセットリストに上がるのか楽しみです。
Queenのカバーバンドもいろいろありますが、初期の作品のトライしているバンドは本当に少ないので、そのあたりにどんどんトライされている姿勢に感銘を受けました。
しかも、4人で!
うらやましいかぎりです。
本当にがんばってくださいね。
lifeisreal
2009/03/22 18:58
まず、ベースがこのブログに感動していました。(^^)
リンクの件は、もう少しお待ちください。

ところで、Silver Salmonをご存じでしたら、教えていただきたい、
もしくは、ご意見を伺いたいのですが、あれは、いつ頃の音源でしょうか?
極初期だと言われていますが、私は、個人的にNEWSかJAZZの頃ではないかと
邪推しています。
理由は、途中で入る甲高いパーカッション、つまり、ロートタムではないか、
が最大の理由です。また、初期にあの程度の完成度のテイクに対し、パーカッションを多重録音したとも思えませんし、実際、初期の音にあの音色のパーカッションは入っていません。Liarのボンゴ(コンガ?)とは音色を異にすると思います。
それと、フレディの声です。初期にあの手の曲をやったら
あの声質では歌わなかったのではないかと思います。
また、のっけから声が裏返っています。あの程度の高さで初期のフレディが
裏返るわけがありませんし、あの声は歌い損じの裏返りであり、意図的なものではないと推測できるからです。
いかがでしょうか?
らりるれX
2009/03/22 22:37
"silver salmon"ですか・・・。
なかなか難しいですね。
まず、自分はYouTubeで公開されている音源しか知りません。
一般的に論じられるている「1stの頃にレコーディングされた」or「77〜78頃にレコーディングされた」と言われている音源と、YouTube音源が同じなのかも分かりません。
そのことを踏まえてご理解のいただきたく思います。

その1、誰の作品?
一般的にはこの曲の作者はTim Staffellだと言われています。
それが事実であれば、それだけで「1st」説がかなり濃厚になります。
その2、問題のYouTube音源
ひとつ明らかなのは、これはデモ用の一発録り音源(演奏前の会話付きのLong Versionからの判断)であるということ。
そのことでフレディの声がひっくり返っている点は説明がつくと思います。
そのことを裏付けるように歌詞の中心部以外はかなりインプロビゼーション的な印象です。
そのため、声が裏返ったり音程の甘さで判断するのは難しいです。

↓今夜も長くなるので次へ続く・・・
lifeisreal
2009/03/22 23:59
その3、ロジャーのロートタム
確かに、レコーディング作品でロートタムが登場するのは「世界に捧ぐ」が最初であると思います。
そして、「JAZZ」での使用頻度が一番高いのではないでしょうか。
しかし、この音源の高音のパーカッションは本当にロートタムなのでしょうか?
音源がクリアではないので何とも言えないのですが、ティンバレスの可能性はどうでしょう?
らりるれXさんは当然"Hydepark'76"をご覧になったことがあると思いますが、あの時のロジャーのフロアタムの上部にセットされたパーカッシブな音を出しているパーカッションは何でしょう?
画面上ではもうひとつはっきり確認できないのですが、"Liar"のイントロを聴く限りではティンバレスではないかと思っています。
とすれば、「Sheer Heart Attack」では確実にティンバレスの音が確認できるので、かなり初期の頃からオプションとしてティンバレスはあったのではないかと・・・。

↓さらに続くのだ・・・。
lifeisreal
2009/03/23 00:15
自分はパーカッションの専門ではありませんので、逆にらりるれXさんにおうかがいしたいのですが、あのパーカッシブな音にティンバレスの可能性はありませんか?
もし可能性があれば、あの音を年代特定の理由とするのはかなり苦しくなると思います。

で、結論です。
最初に結論ありきで、根拠は無理やりあげつらったような感もあるのですが、自分はかなり初期の音源であるような気がします。
根拠は・・・カンです。
あのフレディの声が初期独特の透明感があるような気がして。
それだけです。

もっと別の音源があれば他のことが見えてくるのかもしれませんが、現在はこのように考えています。
lifeisreal
2009/03/23 00:16
急な質問に丁寧にお答えくださり、ありがとうございます。
いやあ、最高です。お忙しい中、本当にありがとうございます。

まず、私も同じ音源を基に話していると思います。YouTubeにアップされる前にブートで出回った際に入手しました。

私もTHE UNTOLD STORYで書いておりますとおり、パーカッションに興味があるわけではありませんので、よくわかりません。
が、76・77年頃のLiarのイントロの甲高い音は、メロタムではないかと思っています。ハイタムの上にメロタムが2つ設置されている写真がありますので、きっとそうだと思います。(映像を再度確認しませんと自信が持てませんが・・・)
また、過去にティンバレスを使ったというのは、実は知りませんでした。(研究が足りません^^; すみません)
らりるれX
2009/03/23 00:45
また、1stの頃の記録(写真・映像)では1タム2フロアのセッティングがメインであり、一部の写真でのみ2タム2フロアの姿が確認できます。
それらの中でも、その他の打楽器が置かれている姿を確認したことはありません。元々ロジャーに興味がなかったので見落としている可能性は高いですが、私の記憶では、そんな感じです。もちろん、初期のスタジオで、他の打楽器を置いて一発録りした可能性もあると思います。

仰るとおり、あの音源のみで時代を特定することはかなり困難だと思います。
しかし、このような話をして楽しむことができるのも、音源のおかげですね。

しかし、このような濃い話にお付き合いいただけるなんて、この上ない幸せです。ありがとうございます。
明日は、仕事の関係で泊まりかもしれませんので、レスできないかもしれません。お互い年度末年度初めは忙しいですからね。
らりるれX
2009/03/23 00:45
全くその通りですね。
こうやっていろいろ考え、推測してみることが勉強になります。
ちなみに、「Sheer Heart Attack」の"Misfire"でティンバレスの音を聴くことができます。
それと、イギリスのSMILE(pre-Queenです)のファンサイトを覗いたところ、レパートリーとして"Silver Salmon"(written by Tim Staffell)があがっていました。
イギリス国内でその情報が訂正されずに残っているとい事は、作者に関してはそれなりに信憑性があるのではないでしょうか。

明日もお仕事がんばりましょうね。
lifeisreal
2009/03/23 00:56
Misfireですか。そう言われてみればありますね。
それと、Mad the Swineのイントロはボンゴ(orコンガ)でしょうか?
私はライブで、仕方なく、スナッピィを外したスネアの端を叩いて
誤魔化しました(笑)

イギリスのSMILE(pre-Queenです)のファンサイトですか。
それはかなり信憑性がありますね。
しかし、なぜ初期にあのような甲高い楽器を使っていながら
1・2では使わなかったのか、また謎が・・・
うう、楽しいですね。
らりるれX
2009/03/23 01:02
らりるれXさん、本日はお泊りでしょうか。
ちゃんと確認してみたところ、Hydeparkの"Liar"のイントロは仰る通りメロタムでした。
で、肝心のフロアタムの上に配置されたティンバレス(ロートタムではないと思うのですが・・・)が登場するのは、"Liar"の中間部"Mama, I'm gonna be your slave〜"の部分です。
また"Brighton Rock"のブレイク部分でも多用されているのでぜひチェックしてみてください。
確かに「1st」「U」ではティンバレスは使われていないことはひっかかります。
ちなみに「U」の"Loser in the End"ではマリンバが登場したりもするので、かなりパーカッションの使い方に関して柔軟であったのだとは思います。

"Mad the Swine"の最初に登場するのはおそらくボンゴだとは思います。
この曲も録音は1st時だと思いますが、まったく趣が違って大好きです。
lifeisreal
2009/03/23 20:23
夜中にホテルに電話したら満室でした(^^;)
Liar昼間部ですかぁ。今度の休みに確認してみます。
ブートを聞き込んでいたのは高校生の頃ですので、
さすがに記憶が定かではありません。
イントロは印象的なので覚えていました(笑)
"Loser in the End"のマリンバって、イントロのあの音ですか?
あれですが、バンドで仕方なくピアノで入れてみて、生録を聞いたら
結構似ていて面白かった思い出があります。あの曲の時は、ドラムの前に
マイクを立て、そのマイクにディレイをかけ、途中でボーカルにディレイを切ってもらいました。(スタジオでしかやってません。ライブでやってみたいのですが、アウトロをちゃんとコピーしなければ・・・)
"Mad the Swine"はボンゴですか。ところでボンゴとコンガの聞き分けってどうすればいいんですか?音の高低ですか?

あ、明日は8時に出勤しなければなりません。
では、また。。。
ありがとうございます。
らりるれX
2009/03/24 01:41
昼間部ではなく中間部でした(^^;)
らりるれX
2009/03/24 01:43
らりるれXさん、おはようございます。
"Loser in the End"もトライされたんですね。驚きです。
イントロのディレイドラムはたしかに印象的です。
エンディングはけっこうグチャグチャですよね。
基本的に同じフレーズの繰り返しですが、ドラムのちょこまかしたおかずが微笑ましいです。

ボンゴとコンガは音の高低差と厚みの違いですね。
ただ、スティックで叩くとアタックが強調されて似た音になることがあります。
"Mad the Swine"はボンゴのような胴が短く径の小さなパーカッションだと思いますが、ひょっとしたらボンゴよりももっと小さなものかもしれません。
和楽器の鼓をスティックで叩けばあんな音になるかも、と思ったりします。
lifeisreal
2009/03/24 07:15
エンディングのドラムはグチャグチャなんです。
ちゃんとコピーする気を失います(笑)
QueenIIは全曲スタジオでやりました。(一発合わせです)
2002年のライブでもBorhap(hard)〜Ogre〜Fairy Feller〜Nevermore〜Black Queenまでやりました。ただ、そのときまではピアノがもう一人いて、5人でした。まあ、完成度は推して知るべしです(^^;)

ボンゴより小さいのって楽器屋にたまに置いてありますね。
ボンゴの一種なのか、別なのかわかりませんが。
和楽器の鼓ですかぁ。さすがに発想が違いますねぇ。
このページを発見できて本当にラッキーです。
この項目(Lover Boy)からどんどんずれてしまい、
なんだか荒らしのようですみません。
らりるれX
2009/03/25 00:29
らりるれXさん、何をおっしゃいますやら。
いろいろ問題提起していただけるのは、いろいろ考えるきっかけになり楽しいです。
どんどん遠慮なく書き込んでください。

とにかく、あれだけ複雑な曲に果敢にチャレンジされるところに本当に頭が下がります。
と、同時にうらやましくもあります。
自分もがんばらねば、と思います。
lifeisreal
2009/03/25 07:01
ありがとうございます。

果敢というより無謀です(笑)
でも、憧れの曲を演奏するのは楽しいです。
出来はどうあれ、やり甲斐があります。

lifeisrealさんはギターを中心にマルチプレーヤーのようですが、
分析を読めば読むほど、ギタリストとしては相当の腕前だと思いますが、
過去にどのような曲をされていたのでしょうか?
らりるれX
2009/03/26 00:06
らりるれXさん、こんばんは。
本当にいつか時間ができたら本気でQueenの曲をやってみたいと思うようになりました。
ただ、やはりミュージカル"We Will Rock You"で演奏していたバンドのように、ギター×2、キーボード、キーボード兼ギターorパーカッションと大所帯でできればなあ、と。

楽器の腕前は、残念ながらへなちょこです。
しかも鍵盤楽器のことは全くわかっていません。
ちゃんと音楽を勉強したこともありません。
ゆえに、書いていることはあまり信用できませんのでご注意ください。

↓今夜も続く
lifeisreal
2009/03/26 00:37
学生の頃から、自分のバンドはほとんどオリジナルばかりやってきていたので、ステージでコピーorカバーをやった経験は比較的少ない方です。
中学生の頃はKISS、高校の頃はBowWowをよくやってました。
Queenの曲で最近真剣にやったのは、"Now I'm Here"、"Tie Your Mother Down"、"Don't Stop Me Now"、"Bohemian Rhapsody"、"Bicycle Race"、"懐かしのラバーボーイ"くらいです。しかも後半の3つは、ブラス込みの大所帯のバンドでやったのでだいぶ趣は異なります。
全て歌いながらなので、死にそうです。
lifeisreal
2009/03/26 00:37
あ、"Somebody to Love"もやりました。
lifeisreal
2009/03/26 06:03
またこんな時間に・・・涙

大所帯がお好きですか?
大所帯だと、難しい面もあるでしょうが、原曲に忠実にやることもできる
可能性もあるから、幅が広がりますよね?

へなちょこの腕前で、ここまで深く分析できませんよ(^^)

オリジナルですか?
どの系統の曲でしたか?
うちのベースも大学時代にオリジナルをやっていて、その音源を聞かせてもらったときには、新人バンドのでモテープかと思うくらいの出来でビックリしました。やはりオリジナルまでやる人は違うな、って実感しました。

歌もですか?
それもQUEENを。
ってことは、それなりの高さのキーの方なんですね?
いいですねぇ。私はファルセットはまあまあの高さまで出るのですが、
地声が低くて困ってます。

あ、ところで、半分死んでいたギターからもやっとレスがあり、
相互リンクをお願いしたいと思っています。
よろしくお願いいたします。
なお、うちらのHPの更新は、ちょっと時間がかかるかもしれませんが、
お許しください。
らりるれX
2009/03/27 01:44
らりるれXさん、おはようございます。
リンクありがとうございます。
さっそくリンクさせていただきます。

若い頃は、少人数でいろんなことを複数こなすことがカッコイイと思ってました。
が、年とともにだんだんと「楽志向」になり、任せるところは任せた方がクオリティは確実に上がるな、と。
ただ、社会人だと、人数が増えれば増えるほど練習時間の確保が困難になることは避けられませんが。

オリジナルは16カッティング中心のファンク系、8カッティング中心のビート系、様式美からアメリカンまでのハード&へヴィ系、そしてそれぞれの曲の長さが余裕で10分を越えてしまうプログレまで・・・。
自分がメインで曲を書いていたバンドから、単にギター弾きとして参加したバンドまで含めると本当に様々なジャンルをやってきました。
ここ数年は、めっきり宅録です。
もちろん家にドラムはありませんのでドラムマシンのお世話になっています。
lifeisreal
2009/03/27 07:04
うひゃあ、やっぱり凄い経歴ですね。
そのプログレ、聞かせていただきたいです。
実は、YESもQUEENと同じくらいコアなファンです。
うちらのバンドの掲示板に、このページを紹介いたします。
見てみてください。
これからDrowse読みます。
らりるれX
2009/03/28 02:45
らりるれXさん、おはようございます。
紹介ありがとうございます。
またHP見せていただきます。

やっぱり世代的にYESははずせないですよね。
個人的には初期のGENESIS、アメリカのKANSAS、カナダのRUSHなどが大好きです。
バンドでオリジナルでプログレっぽいのをやってたときは3ピース+ボーカル(キーボードなし)だったのでかなり大変でした。
それぞれのメンバーが曲の断片を持ち寄ってつないでいって、最後に全体が整ってから歌詞をのっけるといった方法で、無理やり長い曲をつくったりもしていました。
lifeisreal
2009/03/28 07:13

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Good Old-Fashioned Lover Boy (懐かしのラバーボーイ) My Fairy Kingdom/BIGLOBEウェブリブログ
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