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zoom RSS The March of the Black Queen

<<   作成日時 : 2008/03/07 00:11   >>

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めくるめくように展開するフレディワールド。
ほっと一息かと思いきや、いよいよここからが「Queen II」のハイライト。
そしてある意味、孤高のクリエイター・フレディ・マーキュリーのひとつの頂点であることは間違いない。

フレディ最長の6'32''。
そして、どう考えてもこの曲とは切り離すことのできない"Funny How Love Is"まで含めると9'22''。
まさに一大スペクタクル。
完全なるオーバーダビング過剰&オーバープロデュース。
でも、フレディの頭の中にあるものを素直にアウトプットするとこうなってしまったのだから仕方がない。
そう、やはりフレディは天才なのだ。

この曲に関しては触れるべきことが多すぎて、字数制限(htmlのタグも含めて20000字)にかかりそうなので、あまり重要とは思えない和訳は割愛。
あしからず。
それでは、パートごとに追ってみよう。


[パート@(〜0'43'')]
少し重めのピアノで幕を開け。
のっけから、"Bsus4"。
そう、前曲と共通する"sus4"の響きが地続きの空気を醸し出す。
(下図参照↓)
画像
このピアノをギターでシミュレートしてみると上図のとおり。
ベース音の8分連打は、実際のピアノではオクターブ違いで。
そこにかぶるブライアンのトランペット風ギターは、赤枠部がライトチャンネルで青枠部がレフトチャンネル。
たったこれだけで2トラック使ってしまうのだ。

そして絶叫!
まるでホラー映画。
画像
これもお得意の回転数を落としての録音。
全部で7拍続くのだが、低音部が先にフェイドアウト。
Em           D
Do you mean it?
G              G#dim
Why don't you mean it?
Am    Am onG#
Why do I follow you?
  Am onG    Am onF#
And where do you go?
厳かに彩る角笛風のギター。
(下図参照↓ 0'33''〜)
画像
フレディの指示によると思われるギターライン。
のちほど、パートA、パートDでのサビとして登場するメロディ
しかも、フレディはこのメロディがお気に入りのようで、数年後に"Death on Two Legs"のテーマフレーズとしても再登場することになるのだ。
赤枠部の小節は、メインのドラムはハットのロール(ライトチャンネルからセンターへ)であるのだが、それとクロスフェイドしてタムの連打が登場する。
そのタムだけがテンポ100(パートAのテンポ)。
つまり次のパートへの景気づけ。
一気にテンポを上げて本編[パートA]へと突入するのだ。

[パートA(0'43''〜2'23'')]
さあここからの20数秒がこの曲の最大の難関。
中でも特にコーラスパート。(下図参照↓ 0'43''〜)
画像
ヒステリックなまでの躁状態。
ここでもテープ速度のトリックが大きくフィーチャ。
センターでスタートしたコーラスは"A"で一気にレフトへパンし、矢印部で徐々にライトにパンニングしながらのコーラスによるアルペジオ。
そう、"Bohemian Rhapsody"でもお馴染みのやつ。
そのまま"B"で完全にライトに移動すると、レフトからは別のコーラストラックが登場する。
とにかく使用トラック数が多く複雑困難なミキシングであったことが想像できるが、ライトの6小節目あたりでは突然コーラスが途切れたり復活したりと、ミキシングの混乱が感じられる。

またこの部分のギター&ベースは以下の通り。
画像

実際にギターが登場するのは3小節目のレフトチャンネルから。
コーラスパートをサポートするオブリガートからスタートし徐々にボリュームアップ。
ふと気付けばこのギターがメインに躍り出るのだ。
ロジャーはひたすらタムの16分連打で押しまくるのだが、ジョンもぴったりと追従。
特にコードが"B"に固定されてからの後半「A」以降の動きがこのパートを盛りたてる。
音の分離が悪く、あくまでもこのようなイメージでということでご理解いただきたい。
赤枠部のチョーキングでフレディの歌がスタートするが、残念なことにチョーキングが半音弱シャープして非常な不安定さを醸し出している。
    G
You've never seen nothing like it
G6
No never in your life
   E
Like going up to heaven
      Am
And then coming back alive
     Am    AmonG#
Let me tell you all about it

      [And the world will soon allow it]
AmonG         D
Oooh give me a little time to choose

G
Water babies singing in a lily pool delight
   G#dim       Am
Blue powder monkeys praying in the dead of night
まるでちょこまか飛び回る妖精をイメージしたかのような、言葉数の多いリリカルなメロディーライン。
また赤字の部分はレフトチャンネル、それとオーバーラップする緑字の部分はライトチャンネルと、2階層になったメロディー構成も健在。
ボーカルパターンが複雑化するのに負けじと、サビへ続くブリッジ部ではピアノもリリカルに!
(下図参照↓ 1'15''〜)
画像
このパターンの締めくくりは"Am"、そしてその"Am"のままこのパートのサビへ。
冷静に考えればかなり強引なのだが、全く何の違和感もなく行進の始まり始まり!
Am        AmonG#   AmonG    AmonF#
Here comes the Black Queen poking in the pile
Am    AmonG#    AmonG    D
Fi fo the Black Queen marching single file
F     G     C      A#  A   G
Take this, take that, bring them down to size
                C
[March to the Black Queen]
フレディお得意の御伽の世界が炸裂。
辻褄よりも語呂やイメージ優先であろう。
例えば、サビの"fi fo"。
意味的には全くお手上げなのだが、ひょっとすると「Jack and the Beanstalk(ジャックと豆の木)」からの引用だろうか?
ちなみに同書には"Ogre"も登場する。
また、黄色マーカー部では3拍子系を織り込むことで畳みかけるように加速してゆくのだ。
この行進に華やかな彩りを添えるのはブライアンのギター。
歯切れ良さと滑らかさを織り交ぜ、リズミカルなミニソロを展開するのだ。
(下図参照↓ 1'35''〜)
画像
ロジャーはスネアでロール、ジョンは8分主体の大きなうねりで行進を演出してゆく。
しかし、大きな謎をはらんでいるのはブライアンのソロギター。
一聴すると1本のギターをパンニングで左右に揺さぶっているようであるが、さにあらず。
実はレフトチャンネルとライトチャンネルにそれぞれ同じフレーズが別録りされているのだ。
それをクロスフェイド(片方をあげたらもう一方下げる)させると、そう、まるでパンニング。
上図地点では[レフト9.5:0.5ライト]の割合であるが、クロスフェイドしていって地点では[レフト2:8ライト]へ。
そして再びクロスフェイドして地点では[レフト8:2ライト]となり、の高音部で一気に[レフト0.5→0:9.5→10ライト]へ。
つまり最後は全くレフトのギターは聴こえなくなる。
なぜ、そんな手間を?
単にトリッキーに聴かせるためだけにここまではやらないだろう。
最も大きな可能性は、2つのソロテイクのいいところだけを繋ぎ合せて、より完全なフレーズを目指したのではないだろうか。
実際、緑枠部ではレフトで上図のフレーズがプレイされているが、微かに聴こえるライトではフレーズのひっかかり(ミスピッキングとまでは言い難い程度)を聴きとることができる。
そのことから、ボリュームが下げられている部分には他にもミスがあると推測できる。
ま、それにしてもたかだかミスを隠すために、あまり効率的な手法とは言えない。
やはりある程度、トリッキーさも意図した結果であるのではないだろうか。
さあ、ギターソロの後はパートAの2コーラス目へ。
Am            AmonG#
Put them in the cellar with the naughty boys
AmonG         AmonF#
Little nigger sugar then a rub-a-dub-a baby oil
Am    AmonG#    AmonG
Black on black on every finger nail and toe
       DonF#
We've only begun, begun
F      G     C       A# A
Make this, make that, keep making all that noise
G
March to the Black Queen
C
Now I've got a belly full
GonB
You can be my sugar baby
Am
You can be my honey chile
このパートの冒頭部でもフレディの恐ろしいほどのたくらみが炸裂する。
(下図参照↓ 1'47''〜)
画像
シングルノートからスタートし、2小節目途中からはオクターブ下が加わって2声に。
3小節目では掛け合いになり、4小節目で3声に。
しかも3度でカチッとハモる上2声に対し、低音部のぶつけかた!
この赤枠部の一音の大胆さ、これが若きミュージシャンの野心の表れであろう。
(もちろん勝手な思い入れである)
歌詞の中に登場するように、黒いマニキュアといえばフレディの当時のトレードマークであった。
また、1コーラス目同様、黄色マーカー部では3拍子で畳みかけてくるのだ。
また、完全に混沌の中に紛れていたジョンのベースであるが、このパートから徐々にクリアになってゆくのだ。
(下図参照↓ 1'47''〜)
画像
ロジャー、フレディとがっちりスクラムを組んでリズムを固めているのだが、赤枠部での間を活かしたベースラインの歌わせ方が非常にここちよいのだ。
さあそのベースに乗っかって、再びブライアンのソロタイム!
盛りだくさんだったパートAもいよいよを締めくくりだ。
(下図参照↓ 2'07''〜)
画像
フレディの声をなぞるように、レフトチャンネルからワウギターが登場。
しかしここでも異変が。
途中からライトチャンネルのギター2が登場するが、そのウラで強引にギター1のボリュームが下げられてしまうのだ。(赤枠部、便宜上休符で表記)
これだけ強引なミキシングをされてしまうということは、この数秒間に、とてつもなく致命的なミスが隠ぺいされているということか?
それともミキシングのミス?
誤ってフェーダーを下げてしまった?
真実は藪の中なのだ。
そうこうするうちに、行進はいよいよお城に到着。
そう、夜になればお決まりの舞踏会が始まるのだ。

[パートB(2'23''〜2'59'')]
ロジャーのスネアを合図にシャッフルにリズムチェンジ。
21小節&1拍と、なんともQueenな小節数。
しかしその一見半端な1拍もフレディにとっては必然なのだ。
さあダンスの時間がやってきた。
キーは潔く"F"一発。
頭を強調するロジャーに対し、ジョンはルートを3連符でグイグイと。
交互に"sus4"を交えるフレディに対し、ブライアンはワウを踏み込みつつの白玉(全音符)攻撃。
2'27''〜などで聴くことができるパーカッシブな音はハンドクラップか?
5小節目からギターは混沌のソロモードへ。
(下図参照↓ 2'30''〜)
画像
上段がレフトチャンネル、下段(2段目)がライト、そして途中から登場する3段目がピアノの低音部である。
特に1段目のギター左に関しては、リズムもピッチもかなり怪しく、アームを握ってのプレイの可能性もある。
の部分以降も実際はギターのフレーズは続いているのだが、クロスフェイドしたピアノやこの後登場するコーラスに埋もれてほとんど聴きとることができなくなる。
また、地点からはブライアンのプレイするチューブラベルが登場し(ロジャーのパターンにも少し変化が)、それを追うように地点からは、2小節だけジョンがベルとユニゾンのプレイを展開する。
(下図参照↓)
画像
このフレーズが非常に大きな意味を持つのだ。
そう、このフレーズは後ほど再び登場することになるからだ。
ご存知の通り、次曲"Funny How Love Is"のテーマフレーズとして。(もちろんキーやテンポは変わるのだが)
だからやはり"Funny How Love Is"はこの曲の一部なのだ。

さあ、このパートの後半はフレディによるコーラストリック。
聴く者を翻弄するのだ。
(下図参照↓ 2'44''〜)
画像
上段がコーラス、下段がベースである。
ストイックに3連を刻むベースのアクセントは各拍の頭(赤枠部)になるのだが、コーラスのアクセントをずらすことでフレーズに強烈なヒネリを加えている。
さらにその上、後半のロングノート部においては、4拍分(1小節=黄枠部)をバックの進行と完全にずらしてしまう(いわゆる一種のポリリズム)ことで強烈な違和感を生み出している。
しかも、ずらすために8分音符を2回使っているため、当然バックよりも1拍分長くなる。
その結果、最後の小節はコーラス優先で考えると5/4とするしかないのだ。
その狂騒ともいえるハイテンションコーラスが突然途切れると、いよいよパートCだ。

[パートC (3'00〜4'13'')]
静寂のパートCはピアノでフレディが囁くように語りかけてくる、天(神)からの天使へのお告げである。
F        Bb       F
A voice from behind me reminds me
Gm           C7       F
Spread out your wings you are an angel
F         C        Dm    A
Remember to deliver with the speed of light
        Bb Am G C
A little bit of love and joy
Cm       Cm onCb Cm onB Cm onA  Bb   Eb       
Everything you do bears a will and a why and a wherefore
Cm      Gm    C
A little bit of love and joy
 F          Bb     Am
In each and every soul lies a man
   Gm     C       F
Very soon he'll deceive and discover
  F       F onE    Dm            A
But even till the end of his life, he'll bring a little love
全編フレディのファルセットが冴えわたり、まるで賛美歌のようである。
メインパートはダブルトラックで録音されており、それぞれがレフトとライトに別れて語りかけてくるのだ。
また、いわゆる弾き語りスタイルであるためタイム感や譜割りはかなり主観的である。
(下図参照↓ 3'00〜)
画像
ここでは、神目線の"人間の愛"が語られるわけであるが、これに対して人間目線の"愛"は、後続の"Funny How Love Is"で語られることになる。
そう、つまり"Funny How Love is"はこのパートに対するアンサーソングなのだ。

さて、夜のイメージのパートCもいよいよ締めくくり。
ロジャー、ジョン、ブライアンも合流し、行進に向けて少しずつテンポを上げてゆくのだ。
(下図参照↓ 3'58''〜)
画像
最上段がピアノ(ギターでシミュレート)、2段目がベース、途中から加わる3段目がギターである。
便宜上、2本のギターは1段にまとめてあるが、実際は別々に録られたものである。
バロック調のオブリを挟みながら軽やかにアルペジオを展開するフレディに対し、ジョンは何だか粘り気や色気がない。
よく聴いてみると、前半の音色とは違い、ジョンはサスティンのないモコモコした音色に変わっている。
ひょっとするとスポンジベース?("Liar"参照)
ジョンにいったい何が起こったのか?
ロジャーのマーチングスネアとファンファーレ風のブライアンのギターが、行進スタートの合図なのだ。
ピアノは青枠部から景気づけのアルペジオが入るのだが、よく聴き取れないため、このようなイメージでということでご理解いただきたい。

[パートD (4'10〜5'37'')]
コーラスに導かれていよいよ最後の行進がスタート。
初期のライブでのメドレーの一部としてお馴染みのパートである。
まるで戦場にでも向かうかのように、あくまでも力強くシリアスに進んでゆく。
単にテンポアップするだけでなく、更にスピード感を煽るためにトラックダウンの際にテープスピードを少し上げたようである。
そのためこのパート以降、さらには次曲"Funny How Love Is"までも、ピッチがシャープ気味となっている。
Am
I reign with my left hand, I rule with my right
I'm lord of all darkness, I'm Queen of the night
G           C
I've got the power now to do
Am
The march of the Black Queen
My life is in your hands I'll fo and I'll fie
I'll be what you make me I'll do what you like
     G             C
I'll be a bad boy I'll be your bad boy
      Am
I'll do the march of the Black Queen
センターからレフト、そしてライトとめまぐるしく定位を変えながら進行してゆくボーカル。
しかも赤文字部を歌うのはロジャー。
これも謎の一つである。
パートDの中間部、まずは低音をパーカッシブに打ち鳴らす力強いフレディのピアノソロ。
(下図参照↓4'52''〜)
画像
非常に聴き取りづらく、上図でどの程度までフレディのフレーズを捉え切れているのか自信はないが、間違いなくピアニスト・フレディの最高の見せ場となっている。
また、ロジャーボーカル部分から登場するブライアンのオブリガートは、フレディのピアノソロに彩りを添えた後、ギターソロへと発展してゆく。
(下図参照↓ 4'37''〜)
画像
ボーカルとのぶつかりを避け、あちこちに振り回されるオブリガート。
かなりリズムがぶれるところも少なくなく、青枠部などはかなり聴き取りづらくなっている。
また、赤枠部では2弦8フレットのポジション自体は移動せずに1音と半音チョーキングでフレーズをコントロールしていることが、75年ハマースミスのライブ映像で確認できる。
         Am Amon G# Am onG Am on F#
Walking true to style
               Am       Am onG#   Am onG    Am on F#
She's vulgar abuse and vile, [Fie fo the Black Queen tattoos all her pies]
   Am      Am onG#
She boils and she bakes
      G
And she never dots her I's
C
She's our leadrer
さあ、そしてこの曲最大の謎は、このパートDに潜んでいる。
そう、ジョンのベースだ!
(下図参照↓ 4'13''〜)
画像
ロジャーのボーカルが登場する赤枠部では、かなりエキゾチックで特徴的なベースラインであるのだが、残念ながらライブではこのフレーズはプレイされていない。
また、前述した通り、このパートから大きくベースの音色に変化があるのだが、その謎を解く手がかりが青枠部や黄枠部である。
この枠で囲んだ部分はかなり音程が曖昧なのだ。
(ライブでは黄枠部のフレーズは修正されている)
ちゃんとチューニングの合ったフレッティドベースでは出る筈のない音まで含まれてるのだ。
その音色と音程の2点を合理的に満たすのは、そうフレットレスベース。
パートD以降、フレットレスの可能性が非常に高いのだ。

[パートE 5'37''〜6'06'']
さて、本編を締めくくるのはテンポを落としたピアノとギターのデュエット。
そう、フレディ作品ではお馴染みのパターンである。
(下図参照↓ 5'39''〜)
画像
ここでのブライアンは、これもお馴染みの"フロントピックアップ+指ピッキング"。
ブライアンは"右手人差し指"であるが、筆者はどうしても"親指"がプレイしやすいのだ。

そして、「まるで眠るように息を引き取る」かのように静かに"fin"。
と、思いきや・・・・。

[パートF(6'06''〜)]
軽快なピアノが響き渡ると、そこはまるで別世界。
画像
ギターでシュミレートすれば上図のように。
不安定な"A#dim"が、続く"G"で一気に明るさと安定感を取り戻すとそこは天国なのか?
        C             C onB
Forget your sing a-longs and your lullabies
   Am
Surrender to the city of the fireflies
Dm
Dance to the devil in beat with the band
Em
To hell with all of you hand in hand
F       G      C
But now it's time to be gone
G     Am
Forever forever
Dm Em F G C
La, la, la......
ラストを彩るブライアンのオブリとベースラインは下図の通り。
画像

全編に渡ってコーラスが派手に動き回るため、他のパートは非常に聴き取りにくくなっている。
しかし、ライトチャンネルを完全にカットすれば、フレディのボーカルのナマナマしさを味わうことができる。
ぜひ彼の呼吸を堪能してもらいたい。

華やかなコーラスに包まれて黒の女王にまつわる一大法螺話は今度こそフィナーレを・・・・いや、まだ迎えはしないのだ。
そう、ブラックサイド5曲目。
"Funny How Love Is"へと続く。

[2011年8月20日 大幅に加筆&訂正]

The March of the Black Queen / 三條まんきち&桂川おときBAND
まさに奇跡。この曲に挑むことに大きな意味があるのです。


The March of the Black Queen / Celebrating Queen
サンプリングを多用しているものの、意気込みと努力に感服。



The March of the Black Queen - Tai Shan and Seattle Rock Orchestra
この曲の厚みや深みを再現するにはやはり人海戦術が一番。
パートFがカットされていたり、ギターがアドリブに走り過ぎたりといった残念な点もあるが、十分に楽しめます。





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2011/09/18 10:54

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コメント(36件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは!
The March of the Black Queenは実に複雑な展開をみせてくれますね。
紹介されたビデオも流れが素晴らしいです。

今回はプログレ的展開をみせてもらい楽しめました。
もちろん、曲を聴きながらです。
流れ星
2008/03/07 18:05
流れ星さんこんばんは。
まさにプログレ以外の何物でもないですよね。
でも、やっぱりライブでこれを再現することは不可能ですからね。
ロックバンドとしては大きなジレンマやったんでしょうね。
でも、思い入れが強いとついついこっちまで長くなってしまうのはよくない傾向だと反省です。
lifeisreal
2008/03/07 21:53
大作の分析お疲れさまでした。。。

ちょっと一息ですね(^^)



KEEP YOURSELF。。。堪能させて頂きました(T_T)

あ り が と う !(^^)!
KENONE
2008/03/07 21:59
オッチャン、こんばんは。
この数日、不義理をしていてすみません。
それにしても、Black Queen、すごい作品です。
改めて驚きました。
まさに、フレディが爆発です。
lifeisreal
2008/03/07 22:56
The March of the Black QueenはQueenUの中で一番好きな曲です。スリリングさとその展開の素晴らしさ。絶品です。
それにいても、コード、歌詞等これだけ分析されており、頭がさがります。また、ジョンディーコンのベースがスポンジ付けて弾いていたとは!!なんかモコモコした音がするな〜。と思っていたのですが、30年ぶり?に納得です。
ありがとうございました。
ポッキー
2008/03/10 15:34
ポッキーさん、ありがとうございます。
でも、真実は藪の中。
ぱっと高音のフレーズに移動した時に、若干ピッチの揺らぎを感じる部分もあるので、個人的にはフレットレスを使っていてほしいのですが。
なにぶん、音楽も英語も素人ですので間違いも多々あると思いますが、笑って許してください。
それにしても、40過ぎてこうやってみっちり聞いてみると、若かった頃に気付かなかったことがこんなにあるんだ、と驚いています。
lifeisreal
2008/03/10 19:45
Iに点を... という所は細かい事を気にしないという意味では?
タロウ
2010/04/28 00:54
タロウさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
ご指摘いただいた通りこれは慣用句のようですね。
"dot the(one's) i's and cross the(one's) t's"
「細かいところに気を配る、慎重を期する」というような意味になります。
また"dot the i's"で「セックスをする」という意味もあるようです。
ひょっとしたらその両方をかけているのかも、と思ってます。

また時間ができたら少しずつ記事の書き直しを考えています。
その際には、ご指摘いただいた点も訂正してゆくつもりです。
ありがとうございました。
lifeisreal
2010/04/29 00:12
力作、ありがとうございます。
わざわざご連絡いただき、恐縮しています。

さて、アップされた全てを確認したわけでもないのに、
気づいたところだけ書き逃げですみませんが・・・

Do you mean it?のバックのAhはやはり逆回転ですか?
ほとんど無理のない範囲の音ですけど?
それより、2度目のDo you mean it?のmeanのところに低い声が被さっていますが、
あれの意図がわかりません。どう思いますか?

>ハットのロール(4拍)とオーバーダビングされたシンバルロール(後半2拍)

後半のシンバル、聞き取れません。ハットを微妙にパンニングしたのではないかと思いますが?どうでしょう?

それと、次に入る最初のタム3発、これがどのタムだかわからないんです。
まあ、結果的にライブでは、ハットに近いハイタムでやるしかないんですけどね。

>コーラスによるアルペジオ

これって、ギターじゃないですか?

>そのウラで強引にギター1のボリュームが下げられてしまうのだ

ここですが、右チャンネルで印象的なフレーズを弾いているので、敢えて消したんじゃないんですかねぇ。で、次に微妙にフェイドイン気味なところが味を出しているように思います。
らり
2011/08/23 23:48
>一見半端な1拍

ほんとに半端ですよね?1拍というより、最後のタム1打が余計ですよね?
あ、それと、そこまでの基本的なリズムである、スネア、バスドラ、バスドラは
多くのところで使われているフレーズですね。Ogre Battleの間奏、Millionair Walz
の途中など。
問題は、そのスネアが、またまた中途半端なタイミングでタムに変わるんですよ。
意図が全くわかりません(笑)

>パーカッシブな音はハンドクラップか?

ずっとそうだと思っていました。

>チューブラベル

いやあ、全く気づきませんでした。
でも、各小節の1拍目しか聞こえません(^^;)

で、ちょっと細かいところですが、2回目のa little bit of love and joyのofのところの
低音部はソ♯じゃないですか?(笑)

>サスティンのないモコモコした音色に変わっている

言われてみれば、まさに!

>ピッチがシャープ気味

コーラスの音取りをしたときに、ギターのチューニングを443にしましたので、全編にわたってピッチが高いんじゃないでしょうか?

またまた細かいのですが、6:06からのピアノの6音目はスタッカートせずに伸ばしていますが、楽譜では切れているように思いますが、いかがでしょうか?


いやあああ、しか〜し、疲れますねぇ。
本当にお疲れ様でした。
らり
2011/08/26 18:24
らりさん、こんばんは。
相変わらずの鋭い突っ込みありがとうございます。

順次確認してゆきましょう。
@"Do you mean it?"のバックの"Ah"。
これは逆回転ではなく、回転速度を落として録ったものです。
音色からそのことが判断できます。
音域の問題ではなく、ひとつの効果としてこのような手法をとっているのではないでしょうか。
とにかく、随所で登場します。
ちなみに、1回だけ登場する低音のコーラスは、意図的だと思います。
悪魔的なムードを演出でしょうか。
ひょっとしたら全部についていた可能性も否定はできません。

Aシンバルロール
これは仰る通り、ハットのロールがパンニングしたものですね。
ライトから登場するハットと同じ音です。
そんなわけで、訂正しました。
また、ハットにかぶってくる太鼓ですが、16分音符なので右手、つまりフロアのどちらかということになると思います。
しかし、それにしてもこの部分のドラムもまた意図は全くの謎です。

Bコーラスによるアルペジオ
これはやはり声だと思います。
最も長く鳴っている最高音「ソ」が、回転数トリックのためメカニカルな響きとなっています。
そのために電気的な音色(まるでピッチチェンジャーのようです)に聞こえますが、それ以外の音に関しては間違いなく肉声です。
そういった状況から、この一連のハーモニーは声だと判断します。

Cギターソロのミキシングについて。
いろんな可能性をはらんでいます。
それぞれの妄想に委ねましょう。

続く↓
lifeisreal
2011/08/26 18:24
Dシャッフルパートの半端拍
ロジャーに関しては、おそらく8分音符2発(1拍分)余分に鳴っていると思います。
もちろん、この通りにプレイしたのではなく、もっと長くプレイしているものをこの部分で切ったわけですね。
意図的にここで切ったのか、ミスでここで切れてしまったのかは意見の分かれるところでしょうが、個人的には、コーラスの譜割から意図的だと考えます。
また、タムに切り替わるタイミングは、チューブラベルの登場と同じです。
(シャッフル7小節目から)

E"a little bit of love and joy"の"of"について
ご指摘の通り、この音だけがソ#に動いていました。
そんなわけで、早速訂正しました。

Fピッチ
相対的な音感しかないので、前半と後半でピッチにずれがあるとは感じていましたが、その周波数をチェックすることは思いもよりませんでした。
そんなわけで、仰る通り前半は443でピッタリでした。
さて、後半に関してですが、451でピッタリくるような気がするのですがいかがでしょうか。
一度お試しください。

G6:06からのピアノ6音目
ご指摘の通り、休符ではなく伸ばされていました。
そんなわけで、これも早速訂正しました。

いろいろご指摘ありがとうございました。
本当に勉強になります。
lifeisreal
2011/08/26 18:25
>相変わらずの鋭い突っ込みありがとうございます。

いえ、これだけの力作に「凄いですねぇ」一言じゃ、失礼ですから(笑)

@"Do you mean it?"のバックの"Ah"。
>これは逆回転ではなく、回転速度を落として録ったものです。
 回転数とパンチしたつもりが逆回転になっていました(笑)
>ひょっとしたら全部についていた可能性も否定はできません。
 そうなると、ギターソロと同様、ミキシングの結果でしょうかねぇ。

Bコーラスによるアルペジオ
>これはやはり声だと思います。
おっしゃるとおり最初の音は声だと思いますが、0:51〜53にかけての音だけが声に聞こえないんですよね。

Dシャッフルパートの半端拍
>タムに切り替わるタイミングは、チューブラベルの登場と同じです
 このご指摘で、やっとチューブラーベルが正確にわかりました。よく聞き取れましたね?さすがです。前便の音は、その後に出てくるトライアングルの音でした。どちらにせよ、2:34のタムが、なぜわざわざ2拍目からタムに移動なのか、です。トリッキーなイメージにする意図でしょうかねぇ。

Fピッチ
>後半に関してですが、451でピッタリくるような気がする
 うちのチューナーは450までしか調整できないので、450で試しましたが、まさにそんな感じでした。しかし、なんでこんなことしたんでしょうねぇ。そんなに印象が変わるとも思えないのに。

>本当に勉強になります。

いえ、lifeisrealさんと出会わなければ一生気づかなかった音を教えていただき、本当にありがとうございます。
らり
2011/08/26 18:26
らりさん、おはようございます。
本当にいつもいろいろなご意見をいただけることに感謝しています。
それが次への活力になります。

Bコーラスによるアルペジオ
これは音程を変えずに速度を落として聴いてみると、声だということがはっきり分かると思います。
自分はPCで、"nvplayer"や"audacity"というソフトを使って作業をしていますが、音程を変えずに速度を落とせるので非常に便利です。
上記の名前で検索してもらえればダウンロードページが見つかると思います。

Dシャッフルパートの半端拍
なぜ頭からではなく、2拍目からのタムなのか・・・。
単にロジャーが入りそこなっただけっていうのはどうでしょう?
わりとありがちなので、個人的にはそんな風に思っていたのですが。
lifeisreal
2011/08/26 18:27
D追記
YouTubeにあがっているリハ音源も2拍目からタムへ移行していますね。
というわけで、そういうアレンジなのだということですね。
失礼しました。
lifeisreal
2011/08/26 18:28
ソフトのご紹介、ありがとうございます。
やってみます。

リハ音源って、ファンクラブイベントの隠し録りのやつですよね?
思い出して探して聞いてみました。まさに意図的だったんですね?
謎です(笑)

それと、その音源には、イントロの最初のフロアの音がありません。
つまり、後から付け加えたアイデアだったんですね?
らり
2011/08/27 00:32
らりさん、こんばんは。
そうです、ファンクラブイベントのやつです。
この曲は、上記事のようにパートごとに分けて録って編集(切り貼り)して作製されたのだと思っていたのですが、あの音源のように一気にシャッフルまで録ったのでしょうか。
だとしたら大きく予想を裏切られます。
あの導入ドラムも、元々あったドラムパートのみを活かしたものだと思っていたのですが、もしあの音源のような録り方をしたのなら、敢えてあとからくっつけたことになります。
そうなると、まさに"何のために?"
謎が謎を生むのです。
lifeisreal
2011/08/27 21:09
レコーディングの前には通しで演奏してみるってことがよくあると聞きますので、そのパターンの音源じゃないかと思います。つまり、レコーディングの時には、パートごとに分けて録音したんじゃないかな?

でも、YESのClose to The Edgeのように部分部分のアイデアを切り張りして1曲にしたのではなく、レコーディング前に曲の構成はある程度できていたのではないかと想像できますね?まあ、デビュー直後ですし、スタジオに行ってから作曲するなどという大物じゃなかったでしょうから、きっと曲として完成していたのではないかと思います。

QueenUがリリースされる前からライブで演奏されていたFather to Sonなどのアレンジが、その後のライブでずっと異なるのを聴くにつけ、最初はライブのようなアレンジであったものを、レコーディング時に変えていったんだろうな、と想像しています。もしくは、プロデューサーに無理矢理変えられてしまったから、ライブでは元のアレンジを通している、とか?(笑)

となると、あの導入ドラムは誰のアイデアなんだろうか?
それと、2拍目から展開を変えるパターンは、ロジャーのアイデアで意図的だということですね?プログレを意識したのでしょうかねぇ。Some Day One Dayのドラムなどは、結構プログレチックですしね。
らり
2011/08/28 21:12
らりさん、こんばんは。
確かに通しリハのような気もするのですが、その割にはフレディがコード間違えただけで曲がストップしたりと、ちょっと"あれっ"と思わせるところもあります。
フレディは、思い付きでどんどん録ってテープチョッキンで有名ですよね。
だからてっきりこの曲もそのパターンかと思っていたのですが、思いのほかきっちり作りこんでることがこのリハ音源からはうかがい知ることができ驚いています。
ま、謎は謎のままで、ということで。

"危機"の録音スタイルはすごく理解できます。
自分もプログレ系のバンドをやっていた時は、敢えて構造上のチグハグさを出すために、別のメンバーが作ってきたパーツを組み合わせたりしましたから。
すごく自然な発想だと思います。

"Father to Son"は本当に不思議ですね。
前にも言われていましたが、どうして"Joyful the sound"のフレーズが使われないのでしょうね。
本当にこれも謎です。

あの導入ドラムも本当に謎です。
一聴すると消し忘れにも聴こえてしまうのですが、よく聴くとセンターからライトへ定位が移動してゆくのです。
本当に謎です。
lifeisreal
2011/08/29 20:59
テープチョッキンで有名なんですか?
ボヘラプについて、じゃなかったんですね?
勝手に邪推するに、3枚目の録音までは、いわゆるブレーク前なので、
テープチョッキンを自由にできるほどの立場じゃなかったんじゃないかと思います。

で、Black Queenほどの作り込んだ曲を通しで演奏していたことを考えると、他の単純な曲は、当然ながらやっていたんでしょうね?
そう考えると、Father to Sonとかのアレンジ違いは、レコーディング時に他人から直されたとしか思えませんね?

あえてチグハグを出すために別のアイデアをくっつけたんですか?
YESがどういう意図でやっていたかわかりませんが、Steve HoweのHomebrewシリーズを聴く限り、個人のアイデアを持ち寄って曲の一部に利用していたことがよくわかります。

例のドラム、センターからライトに行ってますねぇ。
つまり、意図的に効果を狙って入れたということですね?
まあ、スタジオ盤を先に聴き、それが染みこんでますから、
ごくごく自然に聞こえるんですけどね。
で、YouTubeに出ているコピバンもそのドラムをカットして演奏しているものがありますし、きっと本家がライブでやったとしたら、カットしたんだろうなとも思います。
でも、KCが2002年にやったときには、無理矢理入れました(笑)
らり
2011/08/30 20:47
らりさん、こんにちは。
何かで、"The Millionaire Waltz"が究極のテープチョッキンだと読んだような記憶があるのですが・・・。
確かに言われるとおり、まだこの頃は、そんな贅沢はさせてもらってはいないでしょうね。

ただ、ずいぶん未来の話にはなりますが「The Miracle」の"Breakthrough"なんて例もあります。
そのことから考えると、この曲のパーツも、ひょっとしたら本来バラバラに作ってあってものをいろいろと組み合わせてみた結果なのかもしれません。
そう、YES方式ですね。
冒頭のギターのフレーズは、後に"Death on Two Legs"に流用されることになるわけですが、他のフレーズやパーツもそのような可能性をはらんでいたのではないでしょうか。
ま、すべて藪の中です。

それにしても、そういった細かいところにこだわるKCさん、まさに"木を見て森を見ず"の精神ですよね。
そういうこだわり、大事だと思います。

それにしても"Father to Son"は謎です。
本当に不思議です。
"Joyful the Sound"と歌っているライブテイクは全く存在しないのですか?
lifeisreal
2011/09/01 16:20
"The Millionaire Waltz"はそうかもしれませんね。
でも、その記事、読んだことないんですよねぇ。
4枚目からはあらゆる環境が変わったんじゃないかと思いますね。

"Breakthrough"についてもチョッキン記事があったんですか?
それとも、あの植木等風展開だからですか?(笑)

まあ、Black Queenほどの大曲なら、いろいろなアイデアの組合せを気の利いたブリッジで繋いだ可能性は大ですよね?
ブリッジなく唐突繋ぎもありますけどね・・・あは

木を見て森を見ないプレイに共感してくださる、同程度の「あほ」でないと理解できないところではありますけどね。(笑)

"Joyful the Sound"については、QueenUリリース前後とも聞いたことがないんですよ。
それと、And the voice is clearも違うし、Won't you hear us singやBut I've heard it all beforeを歌わないことも、いつも同じです。
それと、間奏のブレークの時のOoo Ooo kili kili kili(笑)も。
コーラスのフレディとの担当分けもスタジオとライブでは毎回同じように異なっていますよね?

ところで、kili kili kiliって英語圏では変じゃないんですかねぇ?(笑)
らり
2011/09/02 19:25
らりさん、こんばんは。
「Rock Jet」という雑誌で、たまにQueen特集が組まれたりするのですが、その中の解説で時々"テープチョッキン"に言及されています。
個人的にはとても信頼できる解説だと思っているので、Queen特集が発売されるのを楽しみにしています。

"Breakthrough"に関してですが、テープチョッキンかどうかは分かりませんが、冒頭のバラード部はフレディ、メインのディスコ風パートはロジャーと、別のメンバーが持ち寄ったパーツを組み合わせて1曲にまとめられています。
ご存知だとは思いますが、冒頭部は元々"A New Life Is Born"という独立したバラード("You Take My Breath Away"風)ですよね。

"Killi, killi"というのは、ライブのギターソロの途中のブレイクですか?
自分には"チュル、チュル"と聴こえるのですが。
ひょっとして別の部分ですか?
lifeisreal
2011/09/06 21:18
「Rock Jet」ですか。軽く立ち読みしてしまっていました(笑)
これからはちゃんと読んでみます。

>"A New Life Is Born"
コアなファンを自認しているのに、恥ずかしながら知りませんでした(^^;;)
これは完全にチョッキンですね。YESと同じ手法です。
ところで、他にもリリースされていない音源が結構出ていますね。
でも、やはり初期は少ないみたいですね。
なにか、初期で珍しいものとかありますか?

>"Killi, killi"
これは、ご指摘の部分です。「チリ、チリ」のなかにKの音が混じって聞こえちゃうもので、こう書いてしまいました。「チュル、チュル」であれ、他の英語の歌でこのような繋ぎを聞いたことがないのですが、使われることがある音なんですか?
らり
2011/09/07 22:45
らりさん、こんばんは。
結局、この曲に続き、"Funny How Love Is"も少々手直しをしました。
やっぱり切り離しては考えられないですね。
本当はコーラスパートもピックアップしたかったのですが、今回はギブアップ。
次、またいつか改訂する気になったらコーラスパートを付け加えます。
そろそろ本筋の「JAZZ」に戻らねば。

その後かなりの数の"Father to Son"のライブバージョンを聴きましたが、何一つスッキリせずですね。
Gソロ中間部は、やはり自分には"チュル、チュル、チュル、Oh Yeah"と聴こえます。
2コーラス後の間奏での"チュルルル、チュルッルッルッル〜"というハーモニーの影響だとは思いますが。
この曲が"Procession"と連続でオープニングを飾る時以外は、イントロの下降アルペジオはフレディのピアノなんですね。

"Breakthrough"はQueenでも特殊な部類なんでしょうね。
ちょっと方向性は違いますが、"Under Pressure"の原形であるロジャー作の"Feel Like"などからは、なんとなく創作過程が見えてきて面白いですよね。
あの土台に、みんながあれこれ付け加えてゆくと"Under Pressure"の出来上がりです。

Dream Theaterは新作が出たようですね。
ドラマー交代の影響はどうでしたか?
lifeisreal
2011/09/18 21:55
確かに「チュルチュル」と明瞭に聞こえる音源もありますね。
私にとってFather to Sonのライブ音源といえばSheetkeeckersだったりするので(笑)こだわってしまいました。でも、次のものは、Sheetkeeckersに似た発音をしています。どう思われますか?
http://www.youtube.com/watch?v=qgyD5SYCE5k&feature=related
まあ、どちらにせよ、ライン音源であるGolders Green Hipodromeが「チュルチュル」ですので、きっといつでもそう発音しているものが、音の悪さによって聞こえ方が異なるんでしょうね。
なにより"チュルルル、チュルッルッルッル〜"の影響というのは説得力があります。

イントロをピアノで代用していたのは、オペラ座ツアーのときで、
Sheer Heart Attackツアーでは、ライブの中盤であるにもかかわらず、
テープイントロだったと思います。例のビデオAt The Rainbowがこれです。
http://www.youtube.com/watch?v=7WVscl3BOXk&feature=related
これは、MCから入っているので、明瞭ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=ZtlLgPXAH-s&feature=related

らり
2011/09/20 20:43
Feel Like 久しぶりに聞きました。
しかし、どこのバンドでもあんなような過程があるのでしょうが、
結局、完成したものを覚え直すんでしょうね?(笑)
特にテープの切り張りの曲なんかは辛いだろうなぁ。

Dream Theaterの新譜は、賛否ありますが、おおかた良い評価をしていますね。
私も、ポートノイが抜けてデスメタル調のフレーズがなくなったのは良いと思いますが、マンジーニが遠慮しているのか、ポートノイが強すぎたのか、ドラムの締まりがやや弱くなったような印象があります。私はマンジーニの過去を知らないので、現時点では評価できないというのが正直なところで、次作こそ本当の姿が見られると思っています。今回は、ペトルーシの作った打ち込みをコピーしたといわれていますしね。きっと、次は、全てのパートのバランスがよい作品が出るんじゃないかと期待しちゃいます。

あ、Funnyお疲れ様でした。
らり
2011/09/20 20:44
らりさん、こんばんは。
いろんなテイクをご紹介いただきありがとうございます。
しかし、どのテイクを聴いても思ってしまうのですが、ロジャーのドラムがいいですね。
アタックの抜けがよくタイトで、しかも手数が多い。
いわゆるトレードマークとなっているドンドコと重すぎる音色は後世の創作であることがわかります。
それと、イントロアルペジオですが、73年のバーミングハムのテイクでは、スタジオバージョンとは違い、ノーマルなクリーントーンのギターですね。
回転数操作をした音色が使われるようになるのはやはり「〜II」のリリース後ということになるのでしょうね。

曲作りは完璧に2パターンですね。
@誰かが最初から最後まで仕上げてきたものを他のメンバーが覚える。
A誰かが持ってきたパーツ(誰かが提示したアイディア)を、セッションしながら広げてゆくor他のメンバーのアイディアをくっつけてゆく。
@の一部だけ取り出してAへとシフトしてゆくこともあります。
"Feel Like"を聴くとその後のアイディアを出したのはフレディか、それともデビッド・ボウイかといろいろ妄想してしまいます。

Dream Theaterの感想ありがとうございました。
それと、もしよければYESはどうだったかも教えてください。
「Drama」を思い起こさせるような作品だったでしょうか?
lifeisreal
2011/10/06 22:38
初期のロジャーは手数も多いと言われますが、実は足数も多いんです(笑)
ボンゾの影響をモロに受けているものと思いますが、16分の高速バスドラが
よく出てきます。SheetkeeckersのFather to Sonを聞くと「あら、こんなところでも!」と思うくらいに入れてます。
The Night Comes downでは、たしか3連だし、そういうプレイをしていたのに、
ブレーク後はどんどん薄れていきます。なぜでしょうねぇ。

イントロのペジオは、Uリリース前はノーマルスピードテイクで、
リリース後は回転調整のものですね。
実は、13年前に話題になり、76年のライブでのピアノの印象もあり、
また、ジャングルピアノ(でしたっけ?)の音色や
The Seven Seas of Rhyeのイントロのピアノの音色も相まって、
ピアノだと思っていましたが、実は、ギターのオクターブ下の音で弾き、
回転調整によってあの音色にしていることがわかりました。
そのとき、レコードを手でゆっくり回して、ピッキングの痕跡を確認しました(笑)
らり
2011/10/07 21:39
YESの新譜については、「今日、久しぶりに2回目の視聴をしました」というのが最もわかりやすい回答かもしれません(笑)

メンバーはDrama+αですが、印象はUnionでした。
数人のコアなファンの評価は、「10年ぶりの新譜なので、好意的に受け止める」
といった感じです。
で、私の評価は、プログレをたった2回聞いただけで評価すべきでないというのが本心ですが、あえて今言うなら、「知らずに聞かされたらYESかどうかわからない」かもしれません。全作Magnificationもライブ前に聞き込んで、大作を気に入ったのですが、今回は聞き込んでも好きになれる自信がないというのが正直なところです。

前の話題と関連しますが、大作を作るべく作ったという感じで、
無理矢理のつぎはぎ感が否めません。プログレにつぎはぎは付き物ですが、
それにしてもこれはいかがなものかと思う部分があります。

あ、そういえば、Q+PのCosmosなんとかも2回聞いたきりです(笑)
らり
2011/10/07 21:51
らりさん、こんばんは。
「Cosmos 〜」の例えは非常に分かりやすく、心が痛みます。
自分は1度しか聴いていませんし、全く内容は記憶に残っていません。
しかも、限定盤にはさいたまアリーナの"DVD"付きと早とちりし、届いた時に"CD"であると気付いてガックリ。
彼らには何の責任もないのですが・・・・。

そういえばロジャーがWEB上で公開オーディションをしているようですね。
http://www.queenextravaganza.com/
オーディション動画はなかなか楽しめます。
でも、かなり自分色を出すことに重きを置いておられる方が多く、賛否両論あるでしょうね。
ロジャー公認のトリビュートバンドを作って来年にツアーということですが、ま、Q+Pが不完全燃焼で終わった今、何らかの動きがあることは嬉しいことです。

まだデモ音源(De Lea Lane)の経緯を知らなかった頃は「戦慄〜」"The Night Comes Down"のドラムだけ、音色も叩き方もなぜあんなに異なるのか理解できませんでした。
ひょっとして違う人間が叩いている可能性も考えましたが、初期ライブ音源を聴くと、あれが本来のロジャーであることがわかりました。

続く↓
lifeisreal
2011/10/10 00:03
あ、それと最近、頻繁に"Father to Son"聴いていたので新しい発見がありました。
改訂の際の目玉になるかなとも思ったのですが、ばらしてしまいしょう。
イントロのアルペジオ、よく聴くと、回転速度を上げたギター+ピアノも入っています。
しかも微妙にタイミングがずらしてあって「ピアノオンタイム+一瞬ずれてギター」という構造です。
Audacityを使って「効果」→「スピードの変更」を選ぶと、らりさんが仰っていたレコードを手でゆっくり回すように"スピードと共に音程も落とす"ことができるのです。
そうすると、ピアノが浮かび上がってきて驚きました。
"ピアノが入っているはず"という先入観を持って聴けば、NVplayerで速度を落とすだけでも聴き取ることができました。
一度お試しください。
lifeisreal
2011/10/10 00:03
今、試してみました。
たしかに微妙に左右がずれています。
ただ、先に出る右チャンネルが、弦をはじいて聞こえますが、勘違いでしょうか?
それと、左チャンネルが、ピアノかというと自信が持てません。
んー、難しい。

却って、ピアノという先入観でICレコーダーのスピードを落とした
原音程での再生のほうが、ピアノっぽく聞こえます(笑)
らり
2011/10/13 23:47
らりさん、おはようございます。
すみません、右のギターが先で、一瞬遅れて左のピアノですね。
で、ギターはテープ速度の加工ありですが、ピアノは速度の加工なしではないかなと思います。
そんなわけで、左は通常スピードの方が音が認識しやすのではないでしょうか。

聴けば聴くほど、フレディはフレディで、ブライアンはブライアンで、妥協せずに徹底的に盛り込んでいるなあと、感心します。
lifeisreal
2011/10/22 07:50
そうするとオペラ座ツアーの時のピアノイントロは、ごく自然だったことがわかりますね。
しかし、QueenUリリース前のギターの原音アルペジオが元のアイデアだとしたら、最終形になるために誰が原動力になったのでしょうね?これがプロデューサーの仕事ですかねぇ?
Queenが、中途半端な出来のまま、ライブで、ましてや、ラジオ放送のスタジオライブで、あのSEを使うとは思えないんですよね?そう仮定すると、メンバー間では、当初のイントロでまあまあの納得があったにもかかわらず、Uのレコーディング時に変わっていったと見られませんかねぇ?
らり
2011/10/30 17:44
レスお邪魔致します。謎のロジャー歌唱部分のすぐあと、
I'll do the march of the Black Queen
も、音源だとブライアンのような気がしてなりません。
ライブだとフレディが歌っていますが・・・。
ぽち
2014/09/30 23:41

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The March of the Black Queen My Fairy Kingdom/BIGLOBEウェブリブログ
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