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zoom RSS In the Lap of the Gods...revisited

<<   作成日時 : 2008/05/06 10:52   >>

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さて、いろいろな波紋を巻き起こしながら「Sheer Heart Aattck」もラストに。
日本語にするなら、「神のみぞ知る・・・再び」。
フレディ作。
B面のトップを飾る"In the Lap of the Gods"とは、タイトル以外に共通項はない。
そちらは恋愛をテーマに「最後は神にゆだねるしかない」という人間の無力感を。
それに対し、こちらはビジネスをテーマに「神は正義の味方」だから、一歩もゆずらないぞ!という前向きな気持ちを歌い上げる。
(2コーラス目はかなり苦しい解釈になるが・・・)

ここでフレディも新しいスタイルに果敢にチャレンジする。
6/8のリズム。
スローなピアノバラード。
ギターソロや複雑なフックもリズム展開も転調もなし。
サビもシンプルなメロディに徹し、誰でも口ずさむことのできるロックアンセムスタイル。
メロディもアレンジも歌詞も、何もかもが明らかにステージでのプレイを意識した曲構成。
そう、フレディは開き直ったのだ。

後々このスタイルで、いい意味でも悪い意味でも永久に彼らから消え去ることのないイメージを作り上げてしまうことになる。
まあ、それはまだまだ先の1977年の話。

そう、今はまだ74年の11月。
確実に手ごたえを感じつつも、相次ぐ不運でツアーもままならない。
マネージメントのトライデント社のせいで、働けど働けど生活は楽にはならない。
でも信じて進むしかない。
浮世離れした空想世界から、現実の自分たちの世界へのシフト。
悲しみも、怒りも、辛さも、そして喜びもストレートに。

そんな背景を踏まえてこの言葉を感じなければならない。
D
It's so easy, but I can't do it
(とても簡単なこと、なのにうまくできない)
D
So risky - but I gotta chance it
(大きなリスク、でも一か八かだ)
    Em         〃onEb
It's so funny, there's nothing to laugh about
(とても面白い、笑えるようなことは何もないのに)
  Em on D         A
My money, that's all you wanna talk about
(僕のお金、君が話題にしたいのはそれだけだろ)
   D Dmaj7 D7 D6      Em
I can see what you want me to be
(君が僕にどうなって欲しいと思っているかは分かっているよ)
       A
But I'm no fool
(でも、僕はバカじゃない)
       D
It's in the lap of the Gods
(さあ、神の手に委ねよう)

Em D  A
Wow wo la la
   D  A   D  Em     G
I can see what you want me to be
(君が僕にどうなって欲しいと思っているかは分かっているよ)
     A
But I'm no fool
(でも、僕はバカじゃない)

No beginning, there's no ending
(始まりもなく、終わりもない)
There's no meaning in my pretending
(僕が自分を偽ることに何の意味もないよ)
Believe me, life goes on and on and on
(僕を信じて、人生はこれからもどんどん続いてゆく)
Forgive me when I ask you where do I belong
(僕はいったい誰のものなんだろうって君に尋ねても、どうか責めないで)
You say "I can't set you free from me"
(「お前が私から自由になることなんてないんだよ。」と君は言う)
But that's not true
(でもそれは間違ってる)

初期のステージにおいては本編のクロージングナンバーとして重要な役割を担っていた。
最後のツアーとなった86年のツアーでも、メドレーに組み込まれていた。
ライブではファルセットが出せずに苦しんでいたフレディであるが、ラストツアーのウエンブリーではファルセットを再現してみせた。
そう、様々なヒットシングルのように脚光を浴びたわけではないが、彼らにとってはこの時代を象徴する重要な1曲だったのだ。

一か八かの博打に打って出たアルバム「Sheer Heart Attack」。
この曲のエンディング、意表を突く爆発音と共にアルバムも幕を閉じる。
どこまでが彼らの本意であったのかは分からない。
しかし、このアルバムの成功がこの後の彼らの方向性を決定したのだ。
そう、彼らの置かれた状況は少しずつ好転し始めるのであった。

さて、次回は遂に登場。
この方向性における彼らの理想形かつ完成系、「A Night at the Opera」へ突入。

Earls Court '77

Live at Wembley '86
ジョンもコーラスするのだ!

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
In The Lap Of The GODs

エエことばです。。。

お疲れ様です!(^^)!
GWも大変やったでしょーが…、早くも3作が終了ですネ\^o^/


いよいよ…オペラの登場、1975年。。。
楽しみにしてま〜す(゜▽゜)
KENONE
2008/05/06 22:42
オッチャン、ありがとうございます。
そうです、いよいよ75年に突入です。
あまりにも有名なので、いまさら・・なのかも知れないですが。
ま、とにかくボチボチいきます。
lifeisreal
2008/05/06 23:35
lifeisrealさんお元気ですか。
この曲は節目の曲として迫力ありますね。
ウィ〜ア〜ザ・チャンピオン♪に流れていったのかな。
私のブログでは、オペラ座の夜で終わってますが、順番はともかく何か好きなアルバムから、紹介したくなってきました。
QUEENのビデオ、ほとんどの曲ありますしね。
ここが凄いところなんですが、やってみようかな。
流れ星
2008/05/07 21:50
流れ星さん、ありがとうございます。
なんとかかろうじて元気です。
その通り、この曲が"〜 champions"に発展していくわけですよね。
こちらは、いよいよ「オペラ座」に取り掛かりますが、流れ星さんもぜひやっちゃいましょうよ。
楽しみにしています。
lifeisreal
2008/05/07 22:41

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