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zoom RSS We Will Rock You

<<   作成日時 : 2009/04/29 20:48   >>

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日本語にすれば「お前を揺さぶってやる!」。
ただ、"rock"という語は"〜を動揺させる、〜を感動させる"という意味もあるので、「お前をアッと言わせてやる。」などというのもアリ。
ブライアン作。
おそらくQueenの楽曲の中で最も認知度の高い曲。
"ドン・ドン・チャ"のイントロを聴けば、演奏者は知らずともこの曲は知っているという人も多いはず。
お馴染みのサビのコーラスもオクターブ違いの2音にしぼって何重にも重ね、シンプルゆえに力強い。

おそらく77年の後半にスタートした「News of the World」ツアー以降の全てのコンサートで演奏された。
しかも、ワンステージで複数回演奏された回数はもちろん最多であろう。
もちろん特筆すべきは、このアルバムをフォローした「News of the World」ツアー。
ブートレッグのHoustonでもお馴染み。
"ドン・ドン・チャ"のSEが流れ、フレディが登場。
ワンコーラス歌ってサビへ、そしてブライアン登場。
エンディングソロを決め、フレーズのラストに合わせて"ドッカーン"の爆発音。
次第に「華麗なるレース」のオープニング&エンディングを飾った上昇ギターがフェードインし、「Live Killers」でお馴染みのファスト・バージョンのギターリフへ・・・。
なんとオープニングから"We Will Rock You"2連発。
もちろん、2ndアンコールでは三度目の"We Will Rock You"〜"We Are The Champions"というお決まりのパターン。
ちなみにこの当時は、この後さらに3rdアンコールで"Sheer Heart Attack"などが演奏されていた。

このツアー以降「Works」ツアーで"Machines"〜"Tear It Up"がオープニングに固定されるまでは、基本的にオープニング(fast)&3rdアンコールの計2回ずつプレイされることになり、"We Will Rock You"〜"We Are The Champions"〜"God Save The Queen"という黄金パターンが確立される。。
(途中、若干の出入りはあり)

その誰もが知っている"ドン・ドン・チャ"はいわゆる"stamp stamp clap"。
つまり、ブライアンのギターと声以外は全て手と足で出された音。
スタジオに改装された古い教会で何度も足を踏みならして録音されたのは有名な話。
そのリズムに乗って展開されるラップ風のボーカルと、芸術性よりも破壊力を重視したアンセムスタイルのサビ。
もちろん、まだ時代はラップというボーカルスタイルや名前が市民権を得る前のこと。
(ラップという名称やスタイルは既に黒人中心に定着していた可能性は高い)
75年にはAerosmithが、よりラップ的な"Walk This Way"をヒットさせてはいたが、このように限りなくアカペラに近いスタイルはやはり冒険である。
ましてやこれまでも、そしてこの後も"オールド・スクール"スタイルにこだわり続けるブライアンが書いたにしてはあまりに「革新的」。

だからこんな妄想が湧いてくる。

実は、本当の"We Will Rock You"は「Live Killers」のオープニングでお馴染みのファスト・バージョンなのだ。
そう、そう考えるといかにもブライアン。
最初はこのアレンジでアルバムのオープニング用にと考えていたのだ。
しかし、ある出来事をきっかけに急にアレンジを変える決心をしたのだ。

ある出来事とは・・・。
「レースツアー」も終盤に近づいた1977年5月29日。
イギリスはスタフォードにあるBingley Hallでのショー。
彼らがこのホールのステージに立ったのは後にも先にもこの1回きり。
当時は珍しくオールスタンディングのコンサートであったようだ。
アンコールの声に応えてステージへ向かうメンバーの耳に届いたのは、いつもの"We want Queen"ではなかった。
"You'll Never Walk Alone"を観客が大合唱していたのだ。

"You'll Never Walk Alone"とは、元々1945年にミュージカル「Carousel(回転木馬)」のために作られた楽曲。
様々なミュージシャンによってカバーされたが、イギリスではリバプール出身のバンドGerry & the Pacemakersのバージョンが大ヒットしたようだ。
(ちなみにこのバンドのマネージャーもかのブライアン・エプスタイン。)
しかし、それよりもサッカーの応援歌(Anthem)として有名であるそうな。

このアカペラの大合唱を聴いてブライアンは思ったのだ。
"みんなで大合唱できるAnthemを作ろう!"
しかしこの時点で5月29日。
レコーディングのスタートまであと1か月少々。
しかも既に11月からはアメリカツアーがブッキングされているため、レコーディングにかけられる時間は非常に少ない。
となると、全く新しいものを作ってメンバーに伝えるには時間が・・・。
手持ちの曲の中でこのアレンジが合いそうな曲は・・・・あ、"We Will Rock You"のサビなんかは大合唱にうってつけかも。
でもすでにオープニング候補でファストバージョンをメンバーには伝えてしまったけど・・・。
まあいいや、アレンジが決まったらバージョン違いを提案してみよう。

・・・と、いうようなことがあったのではないだろうか。
もちろんくどいようであるが妄想である。

そう考えると、いろいろ辻褄の合うことも出てくる。

その1.コンポーザー心理
筆者もコンポーザーの端くれである。
その経験から考えると、コンポーザー心理として、「自分色の作品」を「自分色ではない作品」にアレンジし直すことはアリだが、「自分色ではない作品」をわざわざ「自分色の作品」にアレンジし直すことはあまりありそうには思えない。
なぜなら、それなら最初から「自分色の作品」に作っているはずだからだ。
しかも、後者のアレンジし直しはまるで後退するような感覚さえ抱かせるのではないだろうか。

その2.時代背景
パンクが徐々に台頭しつつあった頃。
前作が古臭い、旧態依然などというように酷評されたのだから、時代の空気に敏感にならざるを得ない。
ブライアン以外の3人が髪を短くしたのもその気持ちの表現として受け止めることができる。
そこでハードな作品を得意とするブライアンが、パンキッシュな曲を、と考えるのは決して不自然なことではない。
歌詞を見るとこれまでのQueenの世界観とは全く異なり、パンク的であるのは一目瞭然である。
"ドン・ドン・チャ"よりも、ファストバージョンの方が時代にはマッチしているのだ。

その3.ツアーでのこの曲の扱い
もし、ファストバージョンがツアー用の急造のアレンジであったなら、他のメンバーはその曲をオープニングに据えることをOKしただろうか。
しかも、ご存じの方も多いとは思うが77年10月28日(「世界に捧ぐ」イギリスでのリリース当日)にBBC用に録音された"Maida Vale Studio Version"というテイクが存在する。
これを聴くと、すでにファストバージョンのアレンジは完成されており、しかもツアーで演奏され続けた5年間ほとんどアレンジが変わっていないことが確認できる。
ブライアンのリフがずさん過ぎるという見方もあるかもしれない。
しかし、リッチー・ブラックモアとは違い、元来リフに関しては淡泊かつあまりキラメキを感じさせないブライアン。
"Hammer To Fall"のリフなども考え合わせれば、これでも十分アリと言えるのではないだろうか。

そんなわけで、むしろレコードバージョンの"We Will Rock You"の方が後で作られたものだという妄想が広がってしまうのだ。
そう、くどいようだが、これは妄想に過ぎない。

レコードに針を落とすといきなり"ドン・ドン・チャ"。
何度もダビングを重ねた上に少しタイミングをずらせて図太い音に仕上げてある。
遠くでは"ア〜"という男性の声。(ブライアン?)
間違いなくインパクト大。
Buddy you're a boy make a big noise
(おい、お前、大騒ぎしてるクソガキ)
Playing in the street gonna be a big man some day
(ストリートではしゃいで、いつかビッグになるだって)
You got mud on yo' face
(顔はドロドロ)
You big disgrace
(全く情けない限りさ)
Kicking your can all over the place singin'
(缶をあちこちに蹴飛ばしながらこう歌うんだ)

We will, we will rock you
(お前らを必ずあっと言わせてやるよ)

Buddy you're a young man hard man
(おい、そこの意地っ張りの若者よ)
Shouting in the street gonna take on the world some day
(ストリートで大声張り上げて、いつか世界を乗っ取るだって)
You got blood on yo' face
(顔は血まみれ)
You big disgrace
(みっともないぜ)
Waving your banner all over the place
(あっちでもこっちでも旗を振り回してるのさ)

Buddy you're an old man poor man
(おい、そこの哀れなジジイ)
Pleading with your eyes gonna make you some peace some day
(訴えるような目で、いつか穏やかに暮らしたいだって)
You got mud on your face
(顔は泥だらけ)
You big disgrace
(見てられないよ)
Somebody better put you back into your place
(誰か、こいつを元の場所へ戻してやれよ)
それぞれたった5行の短いVerse。
最初のVerseは単語にして約30語程度。(冠詞は除く)
にもかかわらず、"b"で始まる単語が6語。
"b"の無声音(発音の構造は同じ、発音上の仲間であると言える)である"p"で始まる単語が2語。
計8語。
2番では"b""p"合わせて5つとあまり多くはないが、3番では合わせて9つである。
頭韻(行の先頭のアルファベットを揃えたり、同じアルファベットで始まる語を続けたりして韻を踏むこと)というほど徹底はしていないが、明らかに意図してそれらの語を配していると考えられる。
なぜ"b"・・・Brianの頭文字!?・・・そんなばかな。

繰り返されるサビのコーラスの中からブライアンのフィードバックの音。
たった1本のギターがこの曲を締めくくる。
コーラスのようなモジュレーション系のエフェクトがかけられているようだ。
かっちり練り上げられたフレーズというよりは、ブライアンの手癖的なフレーズの連発。
それがこのアルバムの幕開けにふさわしい主張なのかも知れない。

しかしひとつだけ不思議な点が。
エンディングソロも大詰めの1'55''頃。
センターに定位しているギターが急に少しレフトにパンされるのだ。
なぜ・・・。
意図的にパンした?
全く理由が分からない。
現在のように各トラックのボリュームやパンニングをメモリーさせてトラックダウンしてゆくのであれば、そのメモリーしたパンニングを修正し忘れたということも考えられるが、この頃はまだ手動でのパンニングではないだろうか。(未確認)
だとすると、単なるアクシデント??
いずれにせよ不可解である。

ビッグになることを夢見る少年。
世界へ乗り出そうもがく青年。
まだまだリタイヤなんかしないぞと踏ん張るオヤジ。
そういった様々な世代へのエールが、次の"僕たちはみんなチャンピオンなんだよ"という呼びかけとベストマッチング。
一つのストーリーとして相乗効果で受け入れられることになる。
そのために、次の曲に込められたフレディの真意は・・・。

というわけで、「世界に捧ぐ」A面2曲目。
"We Are The Champions(伝説のチャンピオン)"。

You'll Never Walk Alone / Gerry & The Pacemakers


You'll Never Walk Alone / Tom Jones
Gerryバージョンが削除されてしまったのでこちらを追加。(Sept, 18, '09)


You'll Never Walk Alone サッカー場バージョン
こんな歌声がホールにあふれていたと想像できる。
この歌声にブライアンは衝撃を受けたのだ。



We Will Rock You Maida Vale Studio Version
77年10月28日録音
ファストバージョンが本来の姿だと実感させる。
フレディのパフォーマンスやコーラスのパターンなど、急に取ってつけたようには思えない。
歓声はブートにする際に付け加えられたものであるというのが定説となっている。

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コメント(68件)

内 容 ニックネーム/日時
"Maida Vale Studio Version"のテイクが先!!
わお、思いつかなかった。
あのバージョンを聞いたのもLive Killers発売後に出た
確か「No News Is Good News」というブートです。
Fastバージョンのイントロが、いわゆるロックンロールからsus4に
なったとはいえ、スタジオ盤用とライブオープニング用とをともに
同時期に作っておいたものと思いました。
あ、News発売当初のライブでは、"Maida Vale Studio Version"と
同じイントロだったかもしれません。

ところで、ヒューストンのアンコールでのバスドラの踏み方(フレーズ)
ダサ過ぎですね?(笑)

ともあれ、思いもよらぬ解説、最高です。
らり
2009/04/30 00:03
あ、あと、QUEENのラップ(?)はStone Cold Crazyが最初ではないでしょうか?
当時、ラップなどという言葉すらなく、単なる早口だと思っていましたが、今考えてみるとラップじゃないですか?

ちなみに、私はこの曲が嫌いなわけではありませんが、ラップを聞く暇はありません(笑)
らり
2009/04/30 00:27
らりさん、こんばんは。
これはあくまでも妄想です。
ただ、77年5月29日の出来事が事実であった可能性はあるので、それならばタイミング的には考えられなくもないかな、という程度のものです。
もし、この日をきっかけにこの曲がゼロから作られたのなら、わざわざその上に別バージョンまで作ろうというところまで考えないというか、気がまわらないというか・・・ま、そんな気がしたわけです。

ドン、ドン、タン、、ドッドッドタン。
確かにロジャーのドラムは笑えます。
おかずもシンバルも全てが妙に聴こえてしまうから恐ろしいです。
ロジャーのささやかな自己主張といったところでしょうか。
それがどういう経緯でスタジオバージョンのようにシンプルになったのか、そこもドラマの匂いがするところです。

↓続く
lifeisreal
2009/04/30 23:40
よく聞いてみるとMaidaバージョンも、ドラムとともに入ってくる2本目のリズムギターはsus4を弾いています。
本当にブライアンはsus4とかsus4に6thを足したコードが好きなようです。

"Stone Cold Crazy"がラップというのも、言われてみるとなるほどです。
もっとテンポを落として跳ねる16ビート、いわゆるTOTOシャッフルのリズムに気だるそうにこの歌詞をのっけると立派なラップです。
lifeisreal
2009/04/30 23:41
しかし、この妄想は凄いです。
こんなこと思いつきませんよ。すばらしい。

はい、途中からLive Killersのオープニングと同じsus4です。
が、最初にロックンロールを入れるところが、私としては
ダサイなぁ、って思ったんです。(笑)
Sweet Ladyもsus4で始まってるし、好きなんでしょうね。
まあ、弾きやすいし、聞こえもいいし。

らり
2009/05/01 01:01
ラップとは違いますが、洋楽を聴いて初めて"spoken"というのを知りました。
いわゆる、メロディがないけど歌詞がある、って部分です。
歌謡曲や演歌にはあり得ませんからね。これには驚かされました。

あと、歌が楽器より後に出てくるパターン。
って言ってもわかりませんよね?(笑)
Father to Sonなんですが、ジャーン A word in your ear
ジャーン from father to son って歌が後追いでしょ?
これも日本の歌にはありませんでしたね?

ロックというかQueenを聞いてカルチャーショックを受けましたよ。
らり
2009/05/01 01:04
らりさん、こんばんは。
"Sweet Lady"のリフは、ブライアンにしては珍しくカッコいいリフですね。
しかも3拍子。
あの違和感がたまりません。
でも歌詞が・・・・。

しかしファストバージョンの6度を交えた、いわゆるロックンロールパターンはやはり少々垢抜けない感は拭えません。
これに捻りを加えようとすると、"Now I'm Here"のようにドライブ感のない変なアクセントになってしまうところがブライアンのお茶目なところです。
(ロジャー泣かせ!)
たとえばこれがリフマスター、ジミー・ペイジの手にかかると"Rock'n'Roll"のようにスタイリッシュでドライブ感のあるリフに変身します。
ま、このあたりの感じ方ももちろん主観なのでいろいろご意見はあるとは思います。

↓続く
lifeisreal
2009/05/02 00:29
今まであまり意識してませんでしたが、おっしゃる通り"Father to Son"のような頭抜きのメロディ展開は、他にぱっと浮かびません。
弱起のように、前の小節に食って入るパターンでは多いですけどね。
あ、ひょっとして"Hotel California"もそうですよね。
"Father to Son"とは違ってレゲエの抜き方ではありますが・・・。

"輝ける日々"のようにspoken混じりのメロディなんていうのは、フレディの"抜き"の表現力の豊かさを感じさせてくれます。
(コンポーザーはロジャーですが)
ライブでフェイクせざるを得ないのは確かに残念なのですが、spokenも含めたフェイクの仕方そのものは、ひとつの「芸」として聴き手をねじ伏せる力を持っていると思います。
lifeisreal
2009/05/02 00:48
Sweet Ladyは私も悪くないと思います。
スタジオバージョンは静と動で言えば静で、ドラムのはいるタイミングに違和感があります。ちゃんと刻めばなんてことはないのですが。。。
ライブバージョンは動で、事前のカウントもないのに違和感がないんですよね?
いかがですか?
Now I'm Hereのアクセント、そうですね。(笑)
Tie Your Mother downの途中みたいだったら自然ですかねぇ?
ジミーページはリフ命ですからねぇ。(^^;)
あの曲のリフは、いわゆるロックンロールのリフとは別物に聞こえます。
Only You Can Rock Meもロックンロールのリフとsus4の組み合わせですが、
当時からさほどダサく感じなかったのは何故なのか、今頃不思議に思っています(笑)
らり
2009/05/02 01:05
今日、マイクのRushカバーDVDが届き、今、見ました。
ドラムについては文句ないですね?
2112とYYZは、記憶するほど聞き込んだので、完コピ度が
よくわかりました。ただ、何故あのベースを選んだのかは疑問です。
高校時代にRushにはまり、本家と同じドラムセットで演奏できるなんて
ホントにうらやましいですね。
先日Processionの項目に投稿したKCのYASSさんに、「一度でいいからロジャーと同じセットでやらせてあげたい」って言ってもらったのを思い出しました。
私の知り合いのRushとドリシアのコピバンを紹介します。ともに凄いです。
http://homepage3.nifty.com/JRDC/NS/index.html
http://dryseer.2-d.jp/
らり
2009/05/02 15:34
らりさん、こんばんは。
確かに"Only You Can Rock Me"、[sus4→ロックンロール]という黄金パターンです。
マイケル・シェンカーもUFO時代はあまり「リフ」というイメージがありません。
コードをガーンかメロディという感じですね。
UFOと言えば、それぞれ魅力的なメンバーなのですが、特にピート・ウエイとアンディ・パーカーのリズム隊が好きです。
「Strangers In The Night(UFOライブ)」がよく名盤だと言われますが、マイケルの切れぐあいはもちろんのこと、リズム隊のドライブ感も大きく貢献していると思います。

この当時はまだまだこのロックンロールリフはポピュラーでしたからね。
KISSなどもよく使ってましたね。

↓続く
lifeisreal
2009/05/02 22:32
Sea Monsters、マーク・ポートノイもポール・ギルバートも楽しそうです。
ボーカリストはかなりキツそうですが。
"YYZ"のエンディングで、"The Spirit Of Radio"とか"Xhanado"のフレーズを小出しにしてみたり・・・。
足もとに見えるセットリストらしき表を見るともっと曲数はありそうなので、Part 2でも出ないかな、と。
確かにベーシストは、割と細かいことにとらわれず、という感じのプレイですね。
上手いとか下手とかいうのではなく、クールというか、お仕事チックというか・・・。
子供の頃から、憧れてコピーしていました、という感じではないですね。

探してみると、Zepのカバーもあるようですね。
これもご覧になりましたか?
lifeisreal
2009/05/02 22:32
実はUFOとかマイケル・シェンカーとかは詳しくない、
というか、狭く深く聴くタイプなので、QUEENとYES以外は
薄いんです(^^;)

YYZのエンディング、そうですねぇ。ああいうところがドリシアにもあるので、やめられません。
ベースについては、お仕事チックと言われれば、そのとおりですね。
私がイマイチと思ったのは、ゲディのゴリゴリ感が全くなかったからです。
それに、リッケンでもなければ、フレットレス使ってましたし。
ZEPのもあるようですね。私は、ZEP自体、有名な曲しか知らないので、きっとたいして楽しめないだろうと思いまして・・・
PART2が出ればいいですねぇ。マイクのことですから、ファン心を捉える濃い選曲をしていたことでしょう。
らり
2009/05/02 23:24
らりさん、こんばんは。
使ってるベースから偏見で判断すると、やはりjazzかfusion系といった感じですね。
でも、めったに歪ませることなどないのでしょうが、一生懸命歪ませてがんばってます。

ロジャーのドラムセットですが、見るからに叩きにくそうですね。
近年はかなり合理的に腕が動かせそうなセットになってきましたが、とにかくこの頃はスネアとタムのヘッドの距離が尋常ではなさそうです。
それもこれも26インチのバスドラのせいなんでしょうね。
「Magic Tour」では口径の少々小さめのバスドラを使っていたようですが、Q+Pになってまた戻ってましたね。

大学時代にコージー・パウエル(ex.Rainbow)と同じ型のドラムセット(YAMAHA YD9000だか8000といった型番だったような・・・)を使っている友人がいましたが、まともに鳴らそうと思ったら、体力でねじ伏せるしかないといったセットでした。
ロジャーにせよコージーにせよ、あのセットでバリバリ叩くのはすごいなと実感します。
lifeisreal
2009/05/03 22:53
そうですね。jazzかfusion系の匂いがプンプンです(笑)。
バスドラの影響もありますが、タムの胴が深いんです。
で、ロジャーは、タムが若干真ん中に傾くようにセットしています。
私は、タムが正面を向いていないと叩きづらいので、あのセットではできません。それと、スネアとタムの距離があると、速いフレーズができません。
幸い、スタジオやライブハウスにあるタムは深胴ではないので、助かっています(^^;)
言い訳になりますが、自分でドラムセットを持っていないので、いつも、ライブの時は賭けです(笑)
らり
2009/05/04 20:10
らりさん、こんばんは。
おっしゃる通り、タムのチョイスも強烈です。
この「News of the World」ツアーでのタムは左手側15*14、右手側16*15と紹介されている記事もあります。
これじゃあ、フロアタムなみです。
ニール・パートやマーク・ポートノイのセットの打面の揃え方に比べると信じがたいの一言です。
それに、ロジャーのように打面を手前に傾けてセットすると、ここ一番のタムのリムショットは不可能ですね。
もっとも純粋なロックではあまりタムのリムショットはしませんが。

↓続く
lifeisreal
2009/05/05 00:31
現場のセットで勝負というのは、なかなか勇気がいりますね。
でも妙にこだわり過ぎるよりは、そのくらいの方がいいのかも知れません。
そう言えば、以前一緒にやったドラマーの中には現場のセットに合わせてプレイしてくるので、何が出てくるか分からんというスリリングなヤツもいました。
タムが1個なら1個を活かすプレイ、4個なら4個をフルに活用していろんなフィルをねじ込んできました。
彼は自分のセットも持っていましたが、面倒くさいからということで、いつもペダル、スネア、シンバル類、シンバルスタンドだけ持ってきていました。

自分もあまり楽器にこだわる方ではないので(WilkinsonのVS100がついていれば文句ないのですが・・・)、基本的に新しくて壊れにくいものが最優先選択基準です。
その上、リーズナブルなら文句なしです。
最近は、楽器屋さんを覗いたらもっぱらVドラムの試奏をしまくっています。
ほとんどギターには近寄りません。
lifeisreal
2009/05/05 00:32
マイク・ポートノイはタムを水平に近くセットしていますね?
前便でロジャーのセットの傾きに触れたのは、手前への傾きよりも、バスドラの弧に合わせた中央への傾きです。つまり、2つのタムのヘッドが自分の方を向くというより、タムがお互いの方向を向いているんです。そのようにセットする人は少なくありませんが、私はついリムを叩いてしまいそうで、どうもなじめません。
ロジャーは、初期の頃は1タム2フロアでしたが、私はそのセットではおかずが叩けません。タムからフロアへの移動がスムーズにできないんです。練習次第でしょうが、どうもダメで・・・
らり
2009/05/05 16:00
一緒にバンドをされていたドラムの方は、相当の腕の方ですね?
私には、まず無理です(^^;)
ライブの会場を決めた後に、+αでメロタムがあるか確認することもあります。メロタムが無く、メロタムの音がほしかったときには、ハイタムのリム近くを叩いて高音を出したこともありました(笑)が、その程度です。それ以上の応用は利きません(^^;)
Vドラム、私も1度試したことがありますが、結構いい音ですよね?
アコースティック音に限りなく近づいた気がします。
らり
2009/05/05 16:08
らりさん、こんばんは。
腕前云々というよりも、オリジナルだとそのあたりは非常に柔軟にやっていけますからね。
コード(進行)とキメのフレーズだけ決めておいて完全にインプロビゼーション(いわゆるアドリブ)などとなると本当にしたい放題でした。
通常はストレートな8ビートなのに、突然ドラマーがビートの裏表をひっくり返したり、強烈な時だと"Bohemian Rhapsody"のハードパートのように2拍3連を強調したシャッフルになったり。
カバーの時のように縛りがないので、そんなバトルが楽しめます。

実は、まだ初期型(もう10年以上前)でしたが、Vドラムを駆使するVドラマーとやったこともあります。
その時に驚いたのはドラムの音だけでなく、いわゆる"オケヒット"などのシンセ(むしろサンプラー?)として使い勝手が良いことでした。
打楽器の音にとどまらずいろんなパートをカバーできるので、今後どんどん発展してゆきそうですね。
でもドラムとしては、アコースティックの方が・・・。
そうなるとニールのような360°セットとなってしまうのでしょうか。

↓続く
lifeisreal
2009/05/06 00:28
タムのセッティングに関してですが、確かに一般的にも、ロジャーのように少し傾けてあることが多いような気がします。
らりさんの写真を見せていただくと、メロタムまで含めてかなり一直線に並んでますね。
かなり少数派だとは思いますが、要はプレイヤー好きずきですから。
ロジャーのセットもいかにも叩きづらそうですが、本人にとってはあれがいいのでしょうね。

唐突ですが、らりさんは当然、De La Laneのデモバージョンはご存知ですよね。
所詮アマチュアバンドのデモやから、と今まで真剣に聴いたことがなかったのですが、今日、ちゃんと聴いて驚きました。
"Jesus"なんて、いかにも「ライブでやってます!」って感じですね。
またこれを元に、ファーストアルバムの関連の記事を手直しせねばと感じたりしています。
lifeisreal
2009/05/06 00:31
インプロのセッションみたいなことはほとんど経験がないのでよくわかりませんが、プロがオリジナルを作るときにそのような手法を使うことがよくあることは、しばしば聞きますね。
タムのセッティングは、私のほうが珍しいかもしれませんね。ハイタムが右側に傾いていると、スネアからまっすぐ手を伸ばしたときに左手がリムにぶつかってしまいそうで、どうもダメなんですよねぇ。
ABWH時代を含むビル・ブラがエレドラ(シンセドラム)を多用していましたね。以前、YESのコピバンがABWHも演奏した際に、よく音を似せていたので感激した覚えがあります。私もRolandのSPDを使うのですが、なかなか音作りが難しいです。
らり
2009/05/06 20:11
De La Laneのデモバージョンの"Jesus"、そういう感じですね。
KCがライブでやったときも、中間部分をそのバージョンを利用しました。
が、あのブレークはいただけません(笑)。やはりスタジオバージョンのようにギターでやったほうがずっとかっこいいので、その部分はギターでやりました。
しかし、レコーディング前の原曲はドラムだったのかと思うと、誰が変えたのか興味がありますねぇ。メンバー本人なのか、プロデューサーなのか・・・
それと、先日話題に上った、デビュー前(?)のライブでは、そのバージョンで演奏されたのかも興味が出てきますね?
手直しされた際は、お知らせください。
らり
2009/05/06 20:18
らりさん、こんばんは。
そうですね、初期のYesといえばビル・ブラッフォード。
個人的には1度目解散前のKing CrimsonとかUKのファーストの方が馴染みがありますが。
彼のセットは、らりさんみたいに平行タムの印象がありますね。
途中からはロートタムになりましたが、まさに腰のすぐ上あたりにまったいらにタムの打面がセットされていましたね。
ABWHの頃になるとやたらエレドラが並んでいましたね。
現在はどうなんでしょう。
またツインドラムでKing Crimson(New Type)をやっているのでしょうか。

SPDってサンプリングパッドですね。
安易にプリセットの音源で、というわけにはいかないのでしょうね。
音づくり難しそうです。
"Jesus"のソロ終りのロジャー、微笑ましくがんばってますね。
とにかく全体的にこのデモ音源中ではドラムの手数が多いです。
なかなか新鮮な気分で聴くことができました。
lifeisreal
2009/05/08 00:28
ビルのYES在籍時代のビデオを久しぶりに見てみましたが、
タムは比較的水平ですね?私は水平でもダメで、自分側に傾けて
タム同士が並行、って感じでしょうか(笑)
現在、ビルはライブ活動をやめたという情報が最新かもしれません
(3ヶ月以上前ですが・・・)
パッドのプリセットは、結構よくできていますが、その日のセットリストに合わせてセッティングしないと演奏できませんし、プリセットにはロートタムもエレドラの音もありませんでした。この経験から、シンセを担当する人の苦労が身にしみました。私がロートタムとして使っているのは、ティンバレスの音源を高低2音組み合わせてそれっぽくしています。なかなか似ませんが。。。(笑)
らり
2009/05/08 22:11
PCが固まってしまい、再送信したら、2通載ってしまいましたm(__)m

de lane leaのテイクを久しぶりに聞いてみましたが、何とも新鮮でした。
ある時からブートを買うとレシートを取っておくことにしたのですが、日付を見ると97.4.20でした。Jesusは2004年にライブでやったので、そのとき聞きましたが、それ以外は12年ぶりかもしれません(笑)

ところで、過去の分析のなかに、ロジャーの高音は機械処理されているように書いていらっしゃいますが、そうなのでしょうか?
私自身が出せる高さなので、地声だと信じているのですが・・・(^^;)
らり
2009/05/08 22:24
らりさん、こんばんは。
ひとつ削除しておきますね。
そう、ビルのように完全まったいらにするためには、彼のような小さなサイズのバスドラでなければ無理ですよね。
人間工学と打楽器の構造的には、あのスタイルが一番合理的なセッティングなのでしょうね。
知り合いのジャズドラマーの小ぶりなセットを叩かせてもらって、いかにああいうセッティングが無理なく叩けるかということを実感しました。
ビルの活動停止は残念ですね。
そういえば、Genesisのフィル・コリンズがリードボーカルとドラムのかけ持ちを始めた頃に、サポートとしてビルが参加していたこともありましたね。
本当にプログレ界を股にかけて、というような活躍ぶりでした。

↓続く
lifeisreal
2009/05/09 01:15
ロジャーの高音の機械処理についてですが、もちろん全部がそうだというわけではありません。
むしろ、ごく一部です。
どのような処理かというと、まずテープ速度を落として録音します。
その後通常のスピードで再生すると、当然その部分は録音時の音程よりも高くなります。
ただし、声は細くて金属的になります。
また、人の声には必ず「波」というか「うねり」があるので、その速度も速くなります。
従って、通常スピードの再生時には声が細かく早く振動しているように聴こえます。
そのため、一番高音パートだけ速度を変えて録ると、通常に録音した声とは整合性がなくなってしまうので、ちゃんと馴染ませるためには音程にかかわらずそのパート全てをこの方法で録る必要があります。

↓さらに続く
lifeisreal
2009/05/09 01:16
"Fairy Feller's"が分かりやすいので取り上げて確認しますね。
1'03''のところの「アーアー」という高音のコーラス(ライトチャンネル)。
1'17''からのソロ前のコーラス(ライトチャンネル)。
2'13''の"of his lady friend"というバックコーラス(ライトチャンネル)。
ちなみに音程的には3オクターブ上のソやラ(ギターで言えば1弦15F〜17F)と尋常ではない高さだとは思うのですが。
一度ご確認ください。
lifeisreal
2009/05/09 01:16
YESファンにおいて、ビルの人気は高いのですが、彼も、スタジオ盤とライブとで演奏が異なり、特にHeart of The Sunrise(ご存じですよね?)では残念な思いをしました。あの長いイントロのドラムはたまりませんが、ライブではあの複雑なフレーズを叩いていません。まあ、ライブでの勢いなどを優先したのでしょう。
らり
2009/05/09 10:34
ロジャーの高音の件ですが、仰るとおり、声の質としてはそのような感じを受けないこともありませんね。
"Fairy Feller's"の1'03"も2'13"も、私自身がライブで出せた音ですので、ロジャーなら機械処理をしなくても出せると思います。それと、In The Lapの最初の部分ですが、部分については、最近でこそ試したことがありませんが、高校生当時は私にも出せましたし、ギターソロのバックの部分は、生録のブートでもちゃんと録音されていますから、ライブで歌っているものと思われます。
らり
2009/05/09 10:40
ロジャーの高音できついのは、My Fairy Kingの「アー」やGreat King Ratのギターソロの最後の部分にギターと同じフレーズで歌う部分などありますが、どちらも私自身がライブで出せますので、これもロジャーがわざわざ機械処理しなくても出る音域だと思います。
私が思う最も驚異的な高さの音は、Under Pressureのフレディの「why」です。発売当初は、私でも、声の出来はどうあれ高さ的には出せたのですが、年齢とタバコのせいもあり、今では出せないと思います。明日のリハででも試してみようかな・・・(笑)
らり
2009/05/09 10:46
らりさん、こんばんは。
"燃える朝焼け"ですね。
イントロのドラムとはあのテーマリフ(ダカダカダカ、ダカダカダカ、ダカダカダカ、ダーダーダ、ビヨ〜ン)の部分でしょうか。
60年代後半から70年代にかけての、ジャズ出身プログレドラマーに共通する匂いのするフレーズ・・・スネア中心にこれでもかと音符を詰め込むストロングスタイルですね。
ああいう「えげつなさ」(もちろんいい意味で)が、彼が人気がある所以なのでしょうね。
あの手数の多いパーカッシブなプレイは好きです。
個人的には、最初に聴いたYESは「Close to the Edge」だったので、どうしてもアラン・ホワイトのイメージが強くて・・・。

↓続く
lifeisreal
2009/05/10 00:38
それにしてもらりさん、声の出方が普通じゃありませんよ。
あんな高さまで地声で出るのですか?
ドラムよりも、すぐに歌に転向するべきです。
そこまで出る人はそうそういません。
自分は大学時代に、軽音の仲間とセッションでVowWowをカバー(自分はボーカルで参加)した時に最高ミ(1弦12F)までありましたが、調子によって出たりでなかったりでした。
それでも、現在QueenやChicagoなどを歌ったりしますが特に問題はありません。
そんなわけで、らりさん、驚異的な音域ですよ!
歌のトレーニングしましょう!


さあ、それではややこしいロジャーの音程に関する話にいきましょうか。
ここから先は何の証拠もありません。
個人的な妄想ですので、くれぐれも取扱いにはご注意ください。

↓まだ続く
lifeisreal
2009/05/10 00:39
テープ速度を落として再生時に音程を上げる(細く金属的な抜けの良い音)、またその逆でテープ速度を上げて録音し再生時に音程を下げる(太くこもった音)といったレコーディング方法は決して特殊な方法ではありません。
実際にMTR等で実験していただくのが一番なのですが、録音時と再生時の速度差が小さければ分かりにくいですが、ある程度速度差が大きければ、聴きなれてしまえば、一聴するだけで聴き分けることが可能です。
10年くらい前に使っていたカセットテープ式のMTRでは速度調整が非常に簡単だったのですが、現在使っているハードディスクタイプのものはできるのかどうかよく分かりません。
(その程度のことはできるはずなんですが・・)

さてそれでは、具体的に音程の話です。
個人的には、高音域の地声の有効音域(ちゃんと歌として機能する音の範囲)はフレディもロジャーもそれほど変わらないと思います。
ただ、ロジャーが上のラ(1弦5F)から更に上のド(1弦8F)あたりでもへたりにくいのに対し、フレディは上ののソ(1弦3F)を超えると非常にへたり易いという違いがあります。

↓まだまだ続く
lifeisreal
2009/05/10 00:41
で、現実的なロジャーの最高音は上の上のミ(1弦12F)くらいではないでしょうか。

その根拠は、ライブでの"'39"の間奏のコーラスです。
最高音はラストのソ#(1弦16F)。
まずは「Live Killers」。
最後までしっかり出ています。
しかしこれは手直しというのがほぼ確実だそうです。
音源元のブートではファ(1弦13F)以上の音は出ていないと書かれているのを読んだことがあります。
次に、「Hydepark」。
レコーディングの合間ということもありかなりコンディションがよさそうです。
それでもラストのソ#は出ているとは言い難い状態です。
次に、「カンボジア難民救済コンサート」。
ここでは完全に途中でギブアップです。
そして「Houson」。
途中抜いて、なんとか最後でソ#近くまでひねり出しています。
たったこれだけしか検討はしていませんが、ミを超えるとかなり厳しいということは言えると思います。

↓まだまだまだ続く
lifeisreal
2009/05/10 00:42
それでは問題の"In the Lap"。
レコードでは、ロジャーの叫びの部分(イントロ、間奏とも)は回転数を落として録っています。
いわゆるビブラートとは違った細かな音のぶれから間違いないと思っています。
もしイントロの叫び声が実際に有効音域内にあり地声で出せるのであれば、あのイントロをカットしてしまう理由が分かりません。
あのイントロはピアニスト・フレディの見せ場でもあり、曲全体のトーンを支配してしまうだけのインパクトがあります。
普通の感覚であれば、一番おいしい部分をカットはしないでしょう。

次に、スタジオバージョンの間奏部。
ここでは、ライブでも登場する2'28''〜の部分に絞りましょう。
ここで、2度高音部が登場します。
1回目は"ラソファレ"、2回目は"ラソファソファード"です。
ここにひとつ顕著な特徴があります。
それは両方とも音程が少しフラットしていることです。

↓まだまだ・・・・続く
lifeisreal
2009/05/10 00:44
それでは手直しの甚だしい「Rainbow Theatre」。
ここではスタジオバージョンより多い4回。
1回目は"ラソファソファー(ド)"、2回目は"ラソファレ"、3回目は"ラソファソファー(ド)"、4回目は"ラソファレ"。
スタジオバージョンとは逆順ですが1・3回と2・4回は全く同じ音に聞こえます。
偶数回は余韻までしっかり音を伸ばしているのに対し、奇数回は(ド)の部分を意図的に消すかのように急に音がフェイドアウトします。
音程はスタジオ同様フラットしています。
これに関しては、後で音を足した(どうやらスタジオバージョンのもの)ということで誰もが納得するのではないでしょうか。
しかも、1回目2回目のあたりにロジャーにカメラが寄りますが、ロジャーの手と音が合っていません。
ということで、実際に高音パートが4回あったのかどうかも怪しい気がします。

↓終わりは近いぞ!
lifeisreal
2009/05/10 00:45
そしてブート音源、「Year of the Opera」。
この曲を含むメドレーは、75年3月29日のアメリカ、サンタモニカのものだと言われています。
ここではレコード同様にソロバックの高音パートは2回。
1回目は"ラソファソファー(ド)"、2回目は"ラソファレ"と、「Raibow Theatre」と同じ順です。
ひとつ、ややこしいのですが、この音源が録音ミスかそれともレコード化の際のミスであるかは不明ですが、速度が少々遅く音程が約半音ずれています。
そのためにはっきりとは断言しにくいのですが、この高音パートに関してはおそらく、「スタジオバージョン」、「Rainbow Theatre」、「サンタモニカ」とも同じ音源を使っているように聴こえます。
しかも、この「サンタモニカ」もフラット気味です。
その上、おかしなことに、1回目の高音部が曲のテンポよりも早く展開します。
さらに、続く"Killer Queen"や"Black Queen"の中でのコーラスするロジャーの声と比べると、どうしても同じ質感に思えません。

↓やっと結末
lifeisreal
2009/05/10 00:47
となると、・・・・あくまでも妄想ということでお許しいただきたいのですが・・・おそらくこの声はライブでもテープを流していると思います。
ライブの演奏にテープをかますのは、"Now I'm Here"でもお馴染みなので、荒唐無稽ではないと思っています。

らりさんのブートの高音部の音がどのようなのかはわかりませんが、一度注意してスタジオバージョンと聴き比べてみてください。
なんとなくこんな妄想を抱く気持ちが分かってもらえるのではないでしょうか。
lifeisreal
2009/05/10 00:47
本当に、ありがとうございます。
こういうレスが来るからやめられません(笑)
いわゆる、弁証法ってやつでしょうか?
ご迷惑でなければいいのですが。。。

サンタモニカ(75.3.29ですよね?)以外の音源も聞き比べてみたいと思います。
ただ、前便での「地声」というのは、機械処理していないという意味で、私の場合、ファルセットです。ロジャーもさすがにファルセットだと思います。
私の場合、ある一定の音域を超えると、ファルセットは濡れた声質を失い、金属的になります。ファルセットの高音はそこそこ出るのですが、狭義の地声が高くないのでロックは歌えません・・・(^^;)。当然、地声とファルセットの境界線のなめらかさは、限りなくゼロです(涙)。
らり
2009/05/10 01:19
らりさん、おはようございます。
迷惑だなんてとんでもない。
今までぼーっと聴いてて気づかなかったことを真剣に考えてみるきっかけを与えてもらって感謝です。

ファルセットにしても、あの高さまで出るのはすごいです。
ある程度までの高さになると金属的、つまりシャープになるということですね。
とても興味深いです。
自分はファルセットでどう頑張ってもミまでです。
コーラスでそこまで出してくれるメンバーがいると、ボーカルはとても心強いですね。

ロジャーのファルセットってどうなんでしょう。
「Hydepark」の映像の声の出し方を見る限り、あの中間部のコーラスは地声(ファルセットでない)かなと思ってるんですが、いかがでしょう。
ただ、らりさんが仰るように、ファルセットでもシャープで柔軟にコントロールすることができるのであればそれもありかなあと思ったりもします。
lifeisreal
2009/05/10 11:34
4種類聞き比べてみました。
ライブでは、スタジオバージョンと異なり、フレーズを逆に歌っているのはどこも共通しています。
1回目は"ラーソーファ ファソファー"、2回目は"ラーソーファーレ"とでもしておきますね。
1.75.3.29サンタモニカ
 1回目+2回目のみ
2.75.4.23神戸
 1回目+2回目+1回目
 最初の1回目の終わりがどちらかというと「ブツッ」と切った感じがあります。
3.75.5.1武道館
 1回目+2回目+1回目
 最初の1回目がフェイドインというか、途中からマイクに近づけたのではないかと思われるような入り方で、神戸のような終わり方をしていません。
4.74.11.6 St. George Hall
 1回目+2回目+1回目+2回目
 神戸のようなぶつ切り感はありません。で、このテイクはフレディの声に対してロジャーの声が小さいのです。

これだけでは、機械処理如何を断定することはできませんが、ライブによって異なるのではないか、とも思えます。
らり
2009/05/10 11:37
続いて、ライブにおけるイントロのカットについてですが、正に仰るとおり、おいしいところですから勿体ないと思います。しかし、あれは、あの雰囲気通りに、もしくは、プロとしての妥協点としての雰囲気が出せないからカットしたものだと思っています。BohemianしかりSomebodyしかりです。それこそこの2曲なんかはテープでよかったはずですよね?Bohemianは中間部ですから仕方なくテープにしましたが、イントロはそこまでしなかったと思っています。
らり
2009/05/10 11:44
'39の途中の高音についてですが、あれはロジャーの不摂生のせいだと思います。あの程度の声を出せる男は周りにいくらでもいますので(笑)。アフレコであろうとされるLive Killersでさえ、最後はぶつ切りですし、何とも情けない限りです。そういう私も、アルコールを飲まずに練習スタジオで歌うとロジャー並みです(笑)。私は飲んだほうが高い声が出ますので、バンド練習やライブの時は、飲んで臨みます。
らり
2009/05/10 11:52
さあ、ここからは妄想というか独断というか、何十年もブートを聞き続けた感で語りますが、In The Lapのあの高音があろうとなかろうと、QUEENのライブにおける適当さ(笑)のなかでは特筆すべきことでもないと思います。つまり、テープを使うなど面倒なことをするくらいなら、彼らなら平気でカットしてしまったでしょう。他の曲に見られる、プロとは思えないフレディのフェイク、コーラスの下手さ、これらを勘案してもわざわざやらなかったと思います。ただ、Now I'm Hereの"I'm just a"からのAのコードに合わせたテープは、当時から疑問でした。印象的な音だとはいえ、なくても十分であったと思います。実際、中期以降はテープ使用をやめていますし。
ここでも、また、断言できなくなってしまいましたが、「テープまで使ってライブでやる部分じゃないでしょ」っていうのが私の感想です。
さて、リハの準備をします。
では、また。。。
らり
2009/05/10 12:02
らりさん、こんばんは。
リハーサルご苦労様でした。
快調にいきましたでしょうか?
さすが、ブートに関してはものすごいコレクションですね。
ということは「Rainbow Theater」の4回もアリだということですね。
「Rainobow」に関してはまた後ほどで。

確かにらりさんの仰る通り、「わざわざそこまでやる必要があるのか?」というのは、とても大きな状況証拠となります。
コーラスをカットしてしまうくらいのことは彼らにとってはあまり大きな問題ではないと思えます。
しかも、もしテープだとしたなら「Rainbow」ではロジャーが当てブリまでしていることになります。
果たしてミュージシャンとしてのプライドは、それを許すのだろうか?
これは簡単にYESとは言い難い問題です。
ライブによって回数に違いがあるのは興味深いです。
しかもお忙しい中、それをチェックしていただけるとは、本当に感謝です。

↓続く
lifeisreal
2009/05/10 23:55
ただ、あの初期〜中期のライブでのアバウトさ、これに対して彼ら自身がどう思っていたのか?
これに関しては、いくつか手がかりがあります。
当時彼らはメディアからからの強烈な批判を受けていました。
これの原因のほとんどは、彼らがレコードの肝心な部分ををライブで再現できないことが大きく起因しているのではないでしょうか。
そして彼ら自身もそう思っていたのではないでしょうか。
だから「Rainbow」に関しても強烈な手直しが入っていますし、この音源をライブとして発売する話も結局流れてしまいました。
そして、ある程度再現性の高い楽曲が増えてきた「JAZZ」ツアーで重い腰を上げてライブの発売に踏み切りました。
それすらも継ぎはぎの上に被せもアリですから。

そんなところから判断すると、やはり彼らはライブに関してかなりのコンプレックスを持っていたと推測するのですが。
そのことが、テープを使ってでも再現性を高める、という方向に彼らを突き動かしたとしても不思議ではない気はします。
(もちろん、彼らの評価が安定する「Sheer Heart Attack」の頃まで)

↓もういっちょう
lifeisreal
2009/05/10 23:56
だから、"In the Lap"のあそこだけテープと考えると不自然な気はしますが、実際にはもっと使っていたという可能性があると思っています。
そのうちの一部だとしたら、十分ありかなと。

また時間がある時に「Rainbow」の映像を見ていただきたいのですが・・。
1回目、2回目の「アーアーアー」の時にロジャーがアップになっていきます。
しかし、ロジャーのドラムを叩く動きは、音よりも8分音符ひとつ分遅れています。
けれども声を出す動きは、「アーアーアー」とばっちり合っています。
そして3回目には音と映像が合っています。
これは一体何を意味するのでしょう?
正直、今はまだ分かりません。
これからいろんな可能性を考えてみます。
ひょっとすると、このずらした映像に手がかりがあるかもしれません。
lifeisreal
2009/05/10 23:56
>しかし、ロジャーのドラムを叩く動きは、音よりも8分音符ひとつ分遅れています。
>けれども声を出す動きは、「アーアーアー」とばっちり合っています。
>そして3回目には音と映像が合っています。
>これは一体何を意味するのでしょう?

今、確認いたしました。ほんとですねぇ!
このビデオを入手した頃はまだバンドでドラムをやっていなかった頃、
というか、今でもですが、あまりドラムに興味がなかったので、
最初こそ気になったでしょうが、記憶の彼方でした・・・
映像と音が異なるのは、よくあることですし、このビデオ自体が2日間のライブを編集したものですから、モントリオール同様、シンクロしない部分があるのは想像がつきますが、ご指摘のハイハットを叩くタイミングがずれているのに、口が合っているのには説明がつきません。なにより、普通できないでしょう(笑)
らり
2009/05/12 00:16
この投稿を書きながら、続きを見ていましたが、ロジャーの衣装がやはり異なっていますから、2日間のライブであったことは明白ですね。で、先ほどのIn The Lapですが、暗くてよく見えませんが、最後だけ衣装が異なるように見えます。いかがでしょうか?(笑)でも、ハットと口の食い違いの説明にはなりません(^^;;)
らり
2009/05/12 00:21
仰るとおり、彼らがライブにコンプレックスを持っていたのは容易に想像がつきますし、そのようにメディアで取り上げられていましたね。Live Killersも、契約で仕方なくリリースしたと読んだことがあります。
個人的にはLive Killersもよっぽど出来のよかったカンボジア難民救済コンサートを、その後すぐにでもビデオリリースすべきだったのではないかと思っています。
フレディの声も悪くなくコーラスも上手かった初期にもかかわらず、コーラスをアフレコしたAt The Rainbowは、フレディがその後あのような声になってしまうことを想像していなかったため、あの頃の自分達がライブが上手かったという認識がなかったものだと思います。つまり、今から考えればうまいのに、あの頃はそれでも満足がいかなかった。ご指摘のとおりの世間の酷評を覆したいという気持ちの表れだと思います。
らり
2009/05/12 00:26
スタジオ盤であれだけ完成度の高い作品を作ってしまったので、ライブ演奏が貧弱になるのは当然、という考えになれなかったのでしょうねぇ。でも、あのバレバレのNow I'm Hereのアフレココーラスはいただけません。「なんだ、やっぱりできないんじゃん?」っていう感想を植え付けてしまいます。
当時、YESのように複雑な曲を完璧に再現しているものもあれば、FLOYDの「狂気」発表当時のライブのように全然違うアレンジにすることだって有りだという先人の例を見ているはずなのに、QUEEN美学はそれを許さなかったのでしょう。
らり
2009/05/12 00:35
あ、それと、昨夜リハ後の飲み会で、高音を試してみました。
で、私の声が、実はロジャーのそれよりオクターブ下なのか、
メンバーに聞いてもらいましたら、やはり、同じ高さであろうとのことです。
つまり、ロジャーには十分出せる声だということだと思います(笑)
ついでに、Under Pressureの"why"も試してみましたら、声にならない完全に叫びとして何とか出せました。ただ、既に2時間半飲んでからですので、普段はできません(笑)
らり
2009/05/12 00:53
らりさん、こんばんは。
"In the Lap"のロジャーの衣装、違って見えるのは照明の関係かなとも思ったのですが・・・。
非常に微妙な違いです。
ただ、ひとつだけはっきりしているのは、口の動きと音が合うように映像をずらして合成してあるということですね。

ライブ映像に至っては、正式に発売されたのは83年リリースの西武球場が最初でしょうか?
しかも日本限定発売。
かなり消極的です。

それから、高音部の音域に関してですが、らりさんが出るからといってロジャーがそれ以上出るわけではありません。
逆に言えば、ファルセットとは言え、それだけらりさんの音域は広いということですよ。
純粋にうらやましく思います。

↓続く
lifeisreal
2009/05/12 21:54
もし通常出せる音域なら、"'39"であんな出し方にはならないと思います。
確かに好調不調はあるのかもしれませんが、あの出し方はかなり無理やりです。
今回、ロジャーの音域のことをいろいろリサーチしてみましたが、ひょっとしたらロジャー自身も、初期のあの高音のイメージで苦しんだのではと思えてきました。
もちろんフレディがそうであるように、音域云々は差し置いてもロジャーの歌が十分に魅力的であることに変わりはありませんがね。


らりさん、ひとつ質問ですが、75年の神戸や武道館の音源では、"Ogre Battle"や"Now I'm Here"などのコーラスはどうですか。
ちゃんとナマでやっているんですか?
また時間がある時に教えていただけるとありがたいです。
lifeisreal
2009/05/12 21:54
あのビデオのロジャーの衣装ですが、最初は金の飾りがたくさん入ったもので(本に載っていたものです)、後半はいわゆるクリスマスコンサートと同じものですね。
QUEEN初のセル・ビデオは仰るとおり、西武球場を日本限定にしたものだったと思います。クリスマスコンサートは、家庭用ビデオのなかった時代ですから、公に出しても消えてしまうと思ったのだと推測できます(録音は可能でしたから、それなりの勇気が必要だったかもしれませんね)。
らり
2009/05/12 22:40
>ロジャー自身も、初期のあの高音のイメージで苦しんだのでは

これは考えつきませんでした。
'39のライブでちゃんと歌いきったものを聞いたことがありませんので、
ある意味、フレディの苦悩を実感していたかもしれませんね。

で、ご質問の件ですが、改めてクレジットを見ましたら、5/1武道館は誤りで、4/19武道館でした。CD化された際に部分的にカップリングされ、5/1のほうが記憶されてしまいました。
どちらにせよ、今確認しましたが、アフレコやテープのようには聞こえません。クリスマスコンサートと同じようなタイプのコーラスです。記憶では、At The Rainbowのような下手なバレバレのアフレコをした音源は、あれだけです。ご指摘のように、ライブ音源(映像)としての完成度を高める意図でしょうが、ライブの価値を見失っていますね?
らり
2009/05/12 22:59
At The Rainbowは別として、他の音源はライブを生録したものがほとんどですし、加工された様子も記憶にありませんので、ちゃんと歌っていたものと思います。何より、ファーストアルバムから高音を売りにするなら、高音が出たからに違いないと思うのですが、いかがでしょうか?ギターの早弾きができない人が、回転を変えて録音して、あたかも早弾きしたかのようにアピールすることがないのと同じだと思えてなりません。Great King Ratなどは最たる例で、ギターと同じフレーズを反対チャンネルで歌う必要は全くないと思います。そうなると、自分のアピールポイントだと思っていたのではないかと考えられます。
らり
2009/05/12 23:00
書き忘れましたが、75.4.19も5.1もOgre Battleはブートには収録されていませんので、確認できていません。しかし、他にも74年以降の数々のブートで、同じようなコーラスしか記憶にありません。ただ、時が経つに連れ、コーラスが下手になっていったことぐらいでしょうか(笑)これは、魔に触れましたが、フレディの音域が下がったせいと、声質が変わったせいで混ざりづらくなったのではないかと思っています。
らり
2009/05/12 23:05
おっとぉ、推敲しないから変換ミスが・・・
「魔に触れた」→「前に触れた」です。m(__)m
らり
2009/05/12 23:07
らりさん、ありがとうございます。
ブートの件及び衣装の件、ありがとうございます。
クリスマスコンサート(ハマースミスですね)同様の質感であれば、純粋にライブなのでしょうね。

彼らは初期から、歌の高音域を特別ウリにしていたとは思えないのですが。
結果的にそう解釈されても仕方のない音づくりではありますが、彼ら自身がことさらそこにこだわっていたとは思えません。

彼らがこだわっていたのはハーモニーではないですか?
そのパーツとしてたまたまその音域が必要だと感じた、というのが発想の順序ではないでしょうか。
だから、出ようが出まいが必要なものは必要なのです。

その最たるものがギターオーケストレーションではないですか?
ライブでの再現性ゼロです。
再現性ゼロという意味においては、速度を落として早弾きを録音するよりも悪質かも知れません。
でもそこがハーモニーへのこだわりという観点から、必要なのです。

ギターの場合は自由にチューニングが変えられるのでその必要はありませんが、声の場合にはそうはいきません。
必要ならば特殊な方法でも録音をします。

↓続く
lifeisreal
2009/05/13 01:44
ひょっとして、らりさんは出ない音域まで特殊な操作で録音することを恥ずかしいことだと思っておられるかもしれません。
しかし、この当時は全く逆であったと思います。
ビートルズの中期ごろから様々な実験的な手法がレコーディングの中で使われるようになってきました。
スタジオギミックを駆使したジミヘンという天才もいました。
Queenと同時期にはもちろん10CC、Sweetなどというバンドが同じような手法をどんどんレコーディングの中に取り入れていきました。

そういう意味でギターオーケストレーション、逆回転、速度操作などといったスタジオギミック、またはそのようなギミックが必要なアレンジができることは、特にUKにおいてはレベルの高いことだと受け止められていたと思います。
だから、回転速度のギミックなどは、音が出ないからという否定的な動機からではなく、むしろ積極的に取り入れたのではないかと思っています。
lifeisreal
2009/05/13 01:44
そうそう、"Great King Rat"のアレは、フレディのファルセットですよね。
そのフレーズが必要であるか必要でないかは各人の好みということで。
個人的には"正義vs悪"みたいな対決シーンが思い浮かんで大好きです。
lifeisreal
2009/05/13 01:50
Now I'm HereやOgre Bttleのブートは、すべて生の声だと思われます。
仰るとおり、彼らが重視していたのはハーモニーだと思います。で、ツインリードを昇華したギターオーケストレーションを開発したと思います。
特殊な録音技術を恥だとは思っていませんが、ただ、そういうことをしなくてもできたのだろうと思っているだけですねぇ。これも、本人に訊いてみないとわからない問題の1つになりましたね。
、"Great King Rat"のアレは、フレディのファルセットですか?あの金属的な高音はロジャーだとばかり思っていました。もう一度聞き直してみます。スタジオ盤Sheer Heart Attackのボーカルがロジャーだと思いこんでいたこともありましたから・・・(^^;)
"正義vs悪"。この曲の解説の中でも触れていましたね。考えたことがありませんでしたから、こういう感覚が新鮮で好きです。
らり
2009/05/14 00:44
らりさん、こんばんは。
スタジオ盤"Sheer Heart Attack"は微妙ですねえ。
またじっくり聴き直して書きますね。

"Great King Rat"のアレは、切れ際の下がってゆくところでフレディの本来の声に戻ってます。
ご存じの通り、この曲はデビュー以前から彼らの重要なレパートリーのひとつでした。
ひょっとしたら71年ごろには、ステージの前方で黒の衣装のフレディと白の衣装のブライアンが向き合ってあの部分をバトルしていた、なんて光景を思い浮かべると涙が出そうです。

実際には・・・やっぱりなかったでしょうけどね。
lifeisreal
2009/05/14 22:42
"Great King Rat"のアレは、切れ際の下がってゆくところも、どちらかというとロジャーっぽい金属的な音に聞こえちゃいます。5:08あたりからの右チャンネルの声のことですが、同じところを指していますよね?
実際、あのギターソロの時には、75年あたりにはフレディはどこにいたのでしょうね?来日公演でご覧になった方もいらっしゃるはずですが・・・
ライブでは、あの高音も、それ以外の繰り返しの高音もやってませんしね。
らり
2009/05/15 22:50
らりさん、こんばんは。
こちらは新インフルエンザで大変です。
そろそろ"伝説のチャンピオン"が上げられそうかなと思っていましたが、とんだ邪魔ものです。

あれから速度を落として再び確認してみましたが、やはりフレディに聴こえます。
ファルセットからスーッと音程が下降し、途中からフレディの地声に戻るように聴こえます。
(ちょうど逆ヨーデルといった状態です)
lifeisreal
2009/05/16 23:38

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