My Fairy Kingdom

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zoom RSS Get Down, Make Love

<<   作成日時 : 2009/08/30 22:21   >>

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A面が終わる。
ロジャーの罠にまんまと嵌り、Queenファン達は迷宮の暗闇の中に放り出される。
「ロ、ロ、ロジャーやからしゃあないか・・・」。
自らを納得させつつレコード盤をひっくり返す。
"Mercury"というクレジットに一筋の光を見出そうとして、B面に針を落とす。
しかし・・・・。
タイトルは、「いっぱつキメて気持ちいいことしよう」。
ド真ん中のストレート。
無機質なベースのフレーズ。
嫌な予感はますます加速してゆく。

フレディらしい構築性は残しつつも、全てのQueenファンが口をあんぐり開けたまま途方に暮れてしまう破壊力。
基本となるパターンはたった2つ。
バース部は徹底的にストイックに。
サビは思いっきり奔放に。
これまで彼ら自身がやってきたこと全てを否定し、粉々に打ち砕いてしまう。
いい意味でも悪い意味でも。
自らを"Champions"と称した道化師の強烈な宣戦布告である。

Queenファンの予想を裏切り、77年の"捧ぐツアー"から82年の"Hot Spaceツアー"までの長きにわたりメドレーの一部としてライブでも演奏され続けた。
そのことからもこの曲をメンバーがどうとらえていたのかをうかがうことができる。

オクターブのベースから曲はスタート。
"スーパーマリオブラザーズ"の1シーンを思い起こさせるが、もちろんこの頃にはファミコンすらない。
キーが"Eb"であるのがなんともフレディらしい。
ベース単独で曲が始まるのはQueen史上初。
ギター、ドラムと徐々に楽器が増えてゆくが、5小節目(0'14'')から入ってくるオリエンタルなピアノがこのバース部を引っ張ってゆく。(下図参照↓)
画像

上記のピアノ(+リズム隊)のひたすら閉鎖的なパターンの上でフレディのボーカルが展開される。
Get down make love
(いっぱつキメて気持いいことしよう)
Get down make love
(いっぱつキメてやらしいことしよう)
You take my body
(僕の体を好きにしていいよ)
I give you heat
(僕の熱が伝わるはずさ)
You say you're hungry
(飢えてるのかい)
I give you meat
(僕のおニクをどうぞ)
I suck your mind
(君のハートをしゃぶりつくす)
You blow my head
(いっちまいそうだ)
問答形式(掛け合い)の展開。
そう、このスタイルは次のアルバムではさらに発展した形でお目見えすることになる。
その歌の合間にロジャー、ジョンそしてブライアンがフレーズをねじ込んでくる。
ブライアンはアームやチョーキング、フィードバックを絡めてウニョウニョに。
ロジャーは、高音のメロタムやスプラッシュシンバル(アクセントシンバル?)と径の小さなものを中心にパーカッシブに。
そしてジョンはめずらしく、右手のプリング(popping)も絡めたフレージングで微妙な空間を演出している。
(下図参照 0'27''〜)
画像

上図の緑で囲った部分が右手プリングでプレイされていると思われる。
また面白いのが、オブリガードを入れたためだと思われるが、赤で囲った部分でジョンがリズムを見失って入り損ねているのだ。
実際にプレイしてみると分かるのだが、バース部においてはドラムが一定のビートを刻んでいるわけではないので、意外にタイミングがつかみにくいのだ。
Every time I get hot
(僕がホットになると必ず)
You wanna cool down
(君は冷静になろうとする)
Every time I get high
(僕がイキそうになると必ず)
You say you wanna come down
(君はシラフになろうとする)
You say it's enough
(もう十分だって)
In fact it's too much
(むしろ、やり過ぎさ)
Every time I wanna
(一発キメてやらしいことしようとすると)
Get down get down get down make love
(必ずやり過ぎちまうんだ)
サビはG一発。
バース部とは対照的に開放的に展開してゆく。
(下図参照↓ 1'08''〜)
画像

楽器はボーカルをなぞるようにフレージング。
2本のギターが、それぞれライトチャンネルとレフトチャンネルに振り分けてある。
しかし、ライトチャンネルのギターは上図冒頭部で音が途切れ、慌ててフェードインしてくる。
おそらくトラックダウンの際のフェーダーの上げ遅れ(上げ忘れ?)であろう。
バックの音に埋もれて聞き取り辛いが、フレディのピアノも印象的である。

2コーラス目バース部にはフレディによるコーラスが加わる。
この重ね方もこれまでのQueenのコーラスとは一味違う空気を醸し出す。
(下図参照↓ 1'38''〜)
画像

ライトチャンネルには上図の低音部のみ、そしてレフトチャンネルには高音部のみが振り分けられている。
(それぞれのチャンネルはユニゾンで複数回ダビングされている)
音程差は5度で、オリエンタルなムードはさらに強調されることになる。
また、2'02''からのフレディとブライアンの絡みも非常に新鮮な響きだ。
(下図参照↓)
画像

さあ、2コーラス目が終わるといよいよ問題のフリータイム。
キーはEに転調。
当時は、このパートで聞こえてくる妙な音はすべて、"シンセサイザー"だと思っていた。
これが、「華麗なるレース」の頃にブライアンが新たに入手したと思われる"新しいおもちゃ"で作られたと知るのは随分後のことである。
そう、ピッチチェンジャー(ピッチシフターorハーモナイザー)。
ギターのハモリにこだわるギタリストにとっては夢の小箱だ。

話は少しそれるが・・・
筆者が初めてピッチチェンジャーを手に入れたのは88年頃のこと。
BOSSマイクロラック(ハーフラック)シリーズのPRS-10。
当時、ぶっ飛び系のギタリストのラックには必ずと言っていいほど組み込まれていた。
噂に聞いていたピッチチェンジャーが2万円台で手に入るということで誰もが驚いた。
ただし、もちろんエフェクト音はシングル(1音のみ)、またハーモニーもスケール対応(インテリジェント)ではないので常に平行である。
そのようにシンプルなものではあったが、4度や5度といったハーモニーでライブでも活用した。
しかし、90年になりBOSSが発表したマイクロラックPROシリーズのSE-50(マルチタイプ)を入手して驚いた。
組み込まれていたピッチチェンジャーはまだインテリジェントではなかったが、ピッチチェンジャーがデュアル、つまり2台分入っていたのだ。
つまり原音を含めると3音が出力されるわけなのだが、重要なのは、それぞれの出力のタイミングがプリディレイでコントロールできることだ。
そう、1音弾くだけでアルペジオになるのだ。
例:原音→P@(ピッチチェンジャー@)[200ミリ秒後]→PA(ピッチチェンジャーA)[400ミリ秒後]
P@を3度、PAをb3度に設定しておけば、"ド"を入力すると"ド"→"ミ"→"ソ"とCのアルペジオになるのだ。
しかもさらに凄いのは、PAで出力された音を再度P@に戻してシーケンスフレーズ(つまりループ)を作ることができるのだ。
例:原音→P@→PA→P@→PA→P@→PA・・・・
これを先ほどと同じ設定にして"ド"を入力するとどうなるか。
"ド"→"ミ"→"ソ"→"シ"→"レ"→"ファ"・・・とアルペジオは崩壊してしまう。
そこでその当時、このシーケンスの効果的な使用法としてすでに定着していたのが"dim(ディミニッシュ)"。
なぜならdimは音程間隔が一定(2度半)であるからだ。
P@もPAもb3度に設定し、"ド"を入力すると・・・。
"ド"→"ミb"→"ソb"→"ラ"→"ド"→"ミb"・・・とアルペジオが崩れない。
SE-50にはプリセットとしてこの"dimシーケンス"が入っていたのだが、この音を聞いてビックリ!
なんと"Get Down, Make Love"で聞き覚えがあるではないか。

そう、この時になって初めてこのフリー部の音のほとんどが、ピッチチェンジャーがかけられたギターの音だと知ったのだ。
何パターンかの組み合わせがあるようだが、少なくとも3つのパターンを拾うことができる。
3パターンともPAで出力された音は再びP@に戻るシーケンスパターンである。
その1
P@b3度+PA1度(原音と同じ高さ)=この2音を延々リピート(トリル的)
2'41''(このパターンに入ってすぐ)あたりから最後まで一番頻繁に登場する
その2
ディミニッシュパターン(P@b3度+PAb3度)=どんどん上昇して聞き取れない音域へ
2'43''を始め何度か登場する
その3
P@1度+PA1度=延々同じ音をリピート
このパターンのラスト(3'16''〜3'17'')を締めくくる"シ"(オクターブ違い)

ちなみにMaida Vale Studio Versionの"It's Late"の間奏部でもこのパターンがフィーチャーされている。
しかし、この後このように大々的に飛び道具的にピッチチェンジャーがフィーチャーされることはなかった。
ブライアンはこのエフェクトにある程度限界を見出したのだろう。

今までとは全く逆の方向での構築性を発揮したこの曲。
問題作であることは間違いないが、これまでの既成概念を打ち砕くためにフレディには必要だったのだ。

さて、B面2曲目。
この振れ幅は一体何だ?
ブライアンの登場。
"Sleeping on the Sidewalk(うつろな人生)"。

Get Down Make Love '77 Houston
おなじみヒューストン。製品化が望まれる。メドレーのため2コーラス目はカット。


Get Down, Make Love by Nine Inch Nails
リズムパートが変わればこんなに変わる。いわゆるHipHop的。

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コメント(30件)

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いやあ、お疲れ様でした。

この曲がリリースされる前にWhite Man〜Prophet's Songのライブでフレディが同じような効果のボーカルを披露していますが、ブライアンが提案したのでしょうかねぇ?
それとも、フレディがボーカルで使ったものをブライアンがギター用にアレンジしたのでしょうか?
どっちだと思いますか?

それと、ライブで使い続けた意図はどう邪推していますか?(笑)
ちょうどこのころ、Brighton Rockを2曲目にもってきて短いギターソロにするという予想外のセットを組んできたので、デビュー前からレースツアーまで続けてきた津軽三味線を休み、趣向を変えたかったのではないかと思っています。

それと、ジョンがリズムを見失って入り損ねている部分がどこだかわかりません(^^;)

ついでに、もう次の曲に着手されているかもしれませんので、今のうちに・・・
ほんの一部、The Untold Storyネタがあるので探してみてください。(笑)
らり
2009/08/31 23:46
らりさん、こんばんは。
"Tie Your Mother Down"の際にも書きましたが、「華麗なるレース」の中にもひょっとしたらピッチチェンジャー?と思わせる音はありますがよく分かりません。
ただ、その後の「レースツアー」からライブで実験的に取り入れられてきたのはご指摘の通りです。
"The Prophet's〜"や"Millionaire〜"のボーカルの一部、そしてまた"Millionaire〜"のギターソロの頭の一音。
彼らには、ひょっとしたらこの「魔法の小箱」が弱点克服の大きな助けになるのでは、という思いがあったのではないでしょうか。
ブライアンは冷静に使用法を模索しているのに対し、むしろ機械ものには馴染みのなさそうなフレディの方が積極的に使っているような気がします。
まあ、怖いもの知らずといいますか、ハーモニーが崩れてもおかまいなしです。
その後、ブライアンは適切な使用法を見出したため"Get Down〜"の中で活用することになります。
それに対しフレディは、「こりゃ使えん」と思った途端に興味を失くしてしまったのではないでしょうか。
"Sheer Heart〜"といった正統派の使用法は残りましたが・・・。

↓続く
lifeisreal
2009/09/01 22:59
それから、メドレーに関してです。
らりさんもお気づきだとは思いますが、彼らのメドレーは基本的にフレディの作品で構成されます。
(「Gameツアー」まで。途中から"My Best Friend"や"I'm in Love with My Car"といった曲も含まれるようになりましたが)
ブライアンの作品は絶対に入りません。
ということから、メドレーの主導権はフレディにあったのでは、と推測しています。
フレディがやりたいと言えば、基本的に異を唱える者はいなかったのではないでしょうか。
(もとろん再現不能でない限りだとは思いますが)
そんなわけでこの曲がメドレーに残ったのは、フレディの意思だと思います。

・・・そうそう、らりさんが仰ってるのはひょっとして「捧ぐ」ツアー初日、カンバーランドカウンティ・シビックセンターでの出来事でしょうか?
ひょっとして音源をお持ちだったりして。

あ、忘れてました、ジョンが入り損ねているのは0'33''あたり、
"You take my body, I give you heat"という歌詞の部分です。
lifeisreal
2009/09/01 23:00
「魔法の小箱」が弱点克服の大きな助けになるのではとの考えですが、そうかもしれませんね。ずっと「ライブは貧弱」と言われていましたからね。シンセを使わずに変わった音が出せるのも魅力だったかもしれません。

メドレーについてですが、ブライアンの曲が使われたとすれば、80〜82年にかけてのNow I'm Here〜Put out The Fire〜Dragon Attack〜Now I'm Hereくらいでしょうか? でも、これをいわゆるQUEENのメドレーとするかについては議論があると思います(笑)
フレディがこの曲をメドレーに残したであろうことは、きっとそうですね。意図としては、ライブの1/3程度のところでの雰囲気の転換とメンバーの休憩ではないかと思っています(^^;)

「捧ぐ」ツアー初日のセットは本当なんでしょうか?Queen Liveは、西武球場のセットのように誤った記載がありますので、フェリフェラをやったという記録とともににわかには信じられません。私が言ったのは、2:17のところのことです(笑)。以前、こんなことにこだわってセッションでやりました。

ジョンが入り損ねている0'33''、聞いてみました。言われてみれば変な感じですね? 5枚目までだったら、入り損ねているという論はあり得ないと思いますが、このアルバムはそうかもしれないと思わせるアバウトさを含んでいますよね? Sleeping...が一発録りだったように。。。
らり
2009/09/02 23:49
今、Queen Liveを見てみましたら、フェリフェラは確認できていないという記述でした。
失礼しました。
らり
2009/09/03 00:06
らりさん、こんばんは。
この曲のドラムは、基本ビートと合いの手をおそらく別に録ったのではないかと思います。
その関係で、ベースも基本部分とオブリを別に録ったのかと思っていたんですが、あの入り損ねで一発録りだなと。
もし、こだわりを持って意図的にあそこだけパターンを変えたのなら、ライブでもそのようにプレイするでしょうね。

「捧ぐ」ツアーの初日に関しては複数の記録があり、中にはボーカルに関して言及しているものまであるので、信頼できるのではないでしょうか。
ファンクラブの会報にこのリストに関する記述があったと書いてあるものもあります。

80年後半からの"Now I'm Here"メドレーは、逆に全曲ブライアン作ですよね。
このあたりにはいろいろドロドロした気配が感じられます。
フレディ&ブライアンの両方を取り入れたメドレーは「ワークス」ツアー以降ですよね。

2'17''というのはドラムに関してですか?
lifeisreal
2009/09/03 23:11
スタジオアルバムのレコーディングについては、何をやってるかわかりませんね。基本ビートと合いの手を別録りするってのも、あり得ますね。

「捧ぐ」ツアーの初日に関してそんなに記録があるんですか?
そのあたりを次曲の枠で書いてください。

ワークスツアーのときは、これで解散かという噂がありましたから、あのメドレーも感慨がありましたよ。七海、Liarを久しぶりにやったときなど、「ああ、やめるんだな」と思いましたし。

2'17''というのは、そこにある「あれ?」って音です。
きっとドラムが出している音です。
らり
2009/09/04 00:41
らりさん、こんばんは。
仰るとおりですね。
「Rock in Rio」を見た時に、たとえメドレーのショートバージョンといえども"七海"や"Lair"を見ることができて涙しました。
"Keepyourself〜"や"Brighton Rock"もやってましたよね。
"Brighton Rock"は編集が変でしたけど。
「Hot Space」ツアー後の活動休止で誰もが解散だと思ってましたからね。
しかも「Works」ツアーの途中ではSunCityで物議を醸しましたし。
LiveAidがなければ本当に終わっていたでしょうね。
ボブ・ゲルドフに感謝しましょう。
フレディトリビュートでも歌ってくれてましたね。

確かに「あれ?」ですね。
他にも「あれ?」はありますがね。
lifeisreal
2009/09/06 00:06
"七海"や"Lair"は日本公演でもやりましたが、その後ブートで知った来日前の公演では、Stone Cold CrazyやGreat King Ratのメドレーもあり、残念な思いをしました。

当時は今ほどの情報の流通がなかったので、結果的に後から知ったのですが、Live aidのおかげで86年のライブが実現したし、もしかするとその後のアルバム制作もそのおかげかもしれませんね。

他の「あれ?」を楽しみにしていますね。
らり
2009/09/06 19:33
らりさん、こんばんは。
昨日NHKでビートルズの小特集をやっていました。
今更かもしれませんが、レコードデビューから解散まで10年弱なんですよね。
驚異的です。
いかに彼らが才能に恵まれた人たちであったのかということを実感しました。
テレビで聴いた限りですが、今度発売されるリマスター盤、全体的にリバーブ感が強すぎるような気もしますが、音は格段にクリアになっていました。

Queenにしても、「JAZZ」まではほぼ1年1枚ペースでアルバムを発表してきたわけですから驚異的です。
そらいろんな歪みやトラブルも生まれる筈です。
そう思うと、この仇花(あくまでも、当時は)のような「世界に捧ぐ」も必然だったのでしょうね。

現在の音楽の環境からは考えられません。

メドレーと言えども、"Great King Rat"は魅力的です。
lifeisreal
2009/09/07 23:09
ビートルズの番組、気づきませんでした。
ほんと、考えてみると短いんですよね。あの変貌ぶりは驚愕です。

QUEENもツアーとアルバム制作の日々だったでしょうね。
ファンとしては毎年新婦を出してほしいけど、さぞかし大変だったんだろうなぁ。

"Great King Rat"のメドレーはずいぶん大人になってから聴いたので、染みこむまで聞き込んでなく、記憶ですが、確かインストだったと思います。でも、あの時代にあの曲っていうのは、初期ファンにはたまらないものがありましたね。
らり
2009/09/08 01:20
らりさん、こんばんは。
また11日金曜日の夜中に、ビートルズ番組のロングバージョンが放送されるようです。
スタジオでの実際の会話を元に、彼らの軌跡を振り返るというBBC製作の番組のようです。
この前のショートバージョンから考えるとかなり楽しめるのではないかと期待しています。

リハーサルしてアルバム出してリハーサルしてツアーして新曲書いてリハーサルして・・・の繰り返し。
ものすごい消耗だと思います。
だからお姉ちゃんやアルコールや薬が必要になるのでしょうね。

ビートルズが「リボルバー」発表後にツアーをやめてしまったのも、やっぱりしんどかったんでしょうね。
その上、演奏をちゃんと聴いてもらえなかったし。

ファンの熱狂と言えば、どうしてもBay City Rollersが焼き付いているんですが、今聴きなおしてみると意外にいい曲があって驚きます。
lifeisreal
2009/09/09 20:42
ビートルズ番組情報をありがとうございます。楽しみです。

毎年新譜を出してツアーをするのは相当な消耗だったでしょうね。
それ相応の癒しが必要でしょうねぇ(笑)
しかし、YESのメンバーはそのような噂もなく、Steveなどは菜食主義、
どうしていたんでしょうねぇ。

ビートルズのことはよく知らないのですが、ツアーをやめたのが早いのか、
ライブでできない曲を作り出したのが早いのか、どちらなんでしょう?

中2・3年とBay City Rollersはすごく流行っていました。
I Only Wanna Be With Youとか、好きでしたね。
らり
2009/09/10 00:08
らりさん、こんばんは。
もう間もなく番組は始まりますが、もうまぶたが閉じそうなので録画にします。
ビートルズがツアーを止めたのは「Revolver」を出してしばらくしてからだと思います。
その「Revolver」には、4人では再現不能なアバンギャルドな曲も収録されています。
だからこのアルバムのレコーディング時からあまりライブでの再現性を考えなくなったのではないでしょうか。
そこにはひょっとしたら、ライブに対する行き詰まりみたいな気持もあったのかもしれません。
あまり背景的なことはよく知らないので、間違っていたらごめんなさい。
個人的にはこの「Revolver」以降のビートルズが好きです。
より4人の個性がはっきりしてしてくるような気がします。
"And Your Bird Can Sing"は、一度はバンドでやってみたい曲のひとつです。
lifeisreal
2009/09/12 00:35
私も録画して今見ました。

ライブを意識しないでレコーディングすることについてのくだりもありましたね。ライブでの再現の必要性がなくなり思う存分アイデアが活かせたようですね。
実はBeatlesについては、ウスウスなので、"And Your Bird Can Sing"も今初めて聞きました(^^;)
ギターの感じといい、コーラスといい、らしい作品ですね。
ところで、リーゼントでロックンロールをやっていた彼らが、どういうきっかけであのような曲調に移行したのですか?
そういえば、60年代風のSmileからQueenに移行した経緯も知らなかった。ご存じですか?本当にZEPやYESの影響なんですかね?
らり
2009/09/12 10:55
らりさん、こんばんは。
The Beatlesのデビュー時のイメージは、やはりマネージャ、ブライアン・エプスタインの戦略のひとつなのでしょうね。
ひょっとしたら、彼の好みだったのかもしれませんが。
(彼もゲイだったというような話がありますよね)
勝手な思い込みかもしれませんが、音楽面ではデビュー前後であまり大きくは変わっていないように認識しています。

とにかく、2トラックから4トラックへの機材の進歩というのは劇的な変化です。
ドラムまでステレオで録るのは苦しいですが、とにかくピンポン録音ができますからね。
飛躍的にレコーディングの柔軟性が増します。
それから50年弱。
私のような素人でも32トラックですからね。
すごい進歩です。

SmileからQueenへの曲調の変化の大きな原因は、やはりソングライター兼シンガーのティムにあるのではないでしょうか。
彼のカラーが強くフィーチャされているのがSmileのサウンドなのだと思います。
そしてティムが脱退すると、ブライアンがサウンドのイニシアチブをとることになります。
そして、Yes、Zep、Smile共に始動したのは68年。
Smileが解散するのは70年。
この間にYesもZepも自分たちのスタイルを確立していったので、それを横目で見ていたブライアンたちは当然強い影響を受けたことでしょう。
そんな要素が相まって「戦慄〜」の音が出来上がったのでしょうね。
lifeisreal
2009/09/13 19:55
The Beatlesは、デビュー前にLove Me DoやPlease Plese Meのような曲を作っていたのですか?

あ、録音の仕方については、初めてThe Beatlesを聞いたときはビックリしました。Queenであれだけの凝った録音を聞かされていたので、その後に聞いたから、なおさらでした。

ティムと別れてQueenは正解ですね。
あのままじゃ、絶対に売れてませんよね?

Yesは、ジョンとクリスなしでは語れませんが、ブレークしたのはスティーブとリックのおかげなんですけどね。あのスタイルは、二人が参加したからこそ全員が融合したように思います。
らり
2009/09/13 23:48
らりさん、こんばんは。
"Love Me Do"に関しては、Wikiにも58年〜59年頃書かれたと明記されています。
他にもデビュー以前からプレイされている曲はあるのではないでしょうか。
おそらくアマチュア時代(リーゼント・革ジャン期)から、オリジナルに関してはポップセンス溢れる作品だったのでしょうね。
その頃はまだ5人編成だったでしょうから、さぞアンサンブルも多彩だったんでしょうね。
でももしあのままポールがギターだったら、The Beatlesは全く違うバンドになっていたでしょう。
おそらく彼はスーパーギタリストとして名を馳せることになったのではないでしょうか。
でも、バンドとしてのアンサンブルは随分つまらないものになってしまったかもしれません。

正直「こわれもの」以前のYesは聴いたことがないのですが、やはりハウとリックの加入があってのブレイクだったのでしょうね。
あの二人が入って大作指向が進んでゆくことになるんですよね。
あの二人のイメージは強烈です。
Yesではありませんが、先日ふとしたことから久々に"The Smile Has Left Your Eyes"を聴きました。
あのバッキングはスティーブ以外にはあり得ません。

ティムの脱退がなければフレディの加入もなかったでしょうからね。
成功を求めて離脱したティムに捨てられる形になったバンドが大成功を掴むとは皮肉なものです。

最近Xファイル(アメリカのテレビ番組シリーズ)に嵌ってて、ブログをサボり気味で進んでいません。
lifeisreal
2009/09/15 21:28
"Love Me Do"はそんなに前からあったんですかぁ。
ポールの作曲作品はいつ頃からあったんでしょうか?
世間の評価はどうあれ、私はポールのほうが作曲・歌唱・演奏すべてにわたって上のように思います。ただ、濃いファンでないからわからないのかもしれませんが・・・

あ、それと、例の番組でやってましたが、彼らはデビュー後にキーボードを始めたらしいですね?あの忙しい中をさすがですよね。

YesはサードアルバムからSteveが加入し、ちょっとヒットし、
次のFragileからRickが介入し、ブレークしたんです。
"The Smile Has Left Your Eyes"を久しぶりに聞きました。たしかに、コードを使わないところをはじめいろいろなところがSteve節かもしれませんね。しかし、あんなドラムが入っていたんだ?

フレディが別バンドを続けていたら、成功したのでしょうかねぇ?
そのころの音源ももっと出てこないかと思っています。

その手の番組にはまるとなかなかでしょう。
無理せずゆっくりやっていってください。
らり
2009/09/16 00:19
らりさん、こんばんは。
"偽りの微笑み"の無理やりなクラシック風味のアレンジ、微笑ましくて嫌いではありません。
確か昔のライブ盤で、仰々しくPart I、Part IIと銘打たれていましたが、何がPart Iで何がPart IIなのかよく分からないようなアレンジでがっかりした記憶があります。

ポールはまさに職人。
構築性とポップセンスで右に出るものはいないと言っても過言ではありません。
コピーしてみて初めて気付くトリックが山のようにあります。
「Sgt Peppers'」収録の"When I'm 64"は彼の2作目(10代後半)だと書かれています。
映画「ガープの世界」のエンドロールは、この曲のために本当になんとも言えない気分になります。

それに対してジョンは正に天才なのでしょう。
ほとばしる才能を切り取って作品にしているような気がします。
それも単なる勢いだけではなく、"Happiness is a Warm Gun"のような複雑な展開の曲もあったりで。
力技で見事にねじ伏せられます。

好みはいろいろ別れるところでしょうが、初期のQueenが好きならやはりポールに軍配が上がることが多いでしょうね。
lifeisreal
2009/09/18 23:19
"偽りの微笑み"って、記憶ですが、ライブではピアノとボーカルだけじゃなかったでしたっけ?でもPart I、Part IIも記憶にあるなぁ。もう、26年くらい前の話ですねぇ。

コピーしてみて初めて気付くトリックって何ですか?
有名な曲でもありますか?

初期Queenが好きだからポールのほうがよく思えるんですか?
何となくわかる気がします。

もしかして、明日から忙しいのでしょうか?
らり
2009/09/19 00:59
らりさん、こんばんは。
らりさんの言われる通り、"偽りの微笑み"ピアノバージョンがPart Iでした。
そしてバックが入るとPart II。
壮大な展開を予想して聴いたら、肩透かしでがっかりした記憶があります。

"Penny Lane"のアレンジなんて本当に壮絶です。
ある意味、プログレ的と言っても過言ではないコード展開です。
聴いているだけでは分かりにくいのですが、コード展開は常軌を逸しています。
ぜひ一度じっくりどうぞ。
細かい解説はまた聴いていただいてからにしましょう。

この連休、幸いのんびりしています。
昨日は仕事でしたが、今日は一日家でゴロゴロしていました。
たまたまYouTubeで"Seaside Rendezvous"のアマチュア映像がたくさん上がっているのを見かけて、せっせと追加していました。
その関係で相変わらず"うつろな〜"はあまり進んでいませんが、昨日間違ってアップしてしまい慌てて削除したりしていました。
数年前から、自転車(サイクリング)で四国のお遍路(88か所巡り)を始めました。
もちろん一気には無理なんで、時間ができると自転車を車に積んで四国に渡って、前回の続きからこいで行きます。
明日あたり久しぶり(前回は昨年の8月、67番まで終了)に行ってこようかなと思っています。
"バーイシコ、バーイシコ"と鼻歌を歌いながらこいでます。
lifeisreal
2009/09/20 21:15
"Penny Lane"、そうですね。
明日はバンド練習ですので、明後日にでも意識して聞き直してみます。

自転車でお遍路ですか! すごいですね。
車で行って自転車で廻り、電車で車まで戻るんですか?
なにより、お気をつけて・・・
らり
2009/09/21 00:31
らりさん、こんばんは。
お遍路行ってきました。
その通りで、今回は最初に1時間ほど電車に揺られ、お寺を回りながら車に戻るというパターンでした。
全身日焼け&筋肉痛です。
同僚に誘われて始めた自転車ですが、何か目標でもないと続きそうにないので、とりあえずお遍路を思いつきました。
精神的にも物理的にも最も宗教とは縁遠いのですが。
1番のお寺をスタートする際に、記念になればくらいの軽い気持ちで納経帳を書いてもらいました。
目の前で、筆ですらすらと宝印が書かれるのを見て感動しました。
すっかり魅せられてしまったと言っていいかもしれません。
書に造詣の深いらりさんならご理解いただけるかもしれませんね。
そんなわけで足かけ4年になりますが、ちまちまと続けています。
なかなか時間が作れないのと、時間があっても自転車の特性上ウエットだと全くだめなので、年に数えるほどしか行けないのが残念です。
lifeisreal
2009/09/22 23:19
お疲れ様でした。
でも、いつか完成する目標があるのはいいですねぇ。
そのためにも納経帳はいい記念ですね。
先日テレビで、お遍路さんの代理を仕事にしている人が出ていて、
その納経帳を書くシーンも見ました。
この時代、スタンプかと思っていたら、直筆だったのに驚きましたよ。

で、Penny Lane聞いてみました。ヘッドホンでちゃんと聴いたのは高校以来かもしれません(笑)
今でもそうですが、コード進行という観点で曲を聞くことをしないのでよくわかりませんが、プログレチックと言われればそうかもしれませんね。当時、すでにYESを聞いていたので、そのように感じませんでしたが、プログレが興る前にあのようなものがあったからこそ、ヒントになったのでしょうね。
ところでビートルズのアレンジは、自分たちのアイデアだったのでしょうか?
らり
2009/09/23 12:45
らりさん、こんばんは。
バンドの練習は快調ですか。
また次の予定が決まったら教えてくださいね。

本当に目の前で、筆でスラスラ書いてもらうとなんとも言えない気持ちになります。
上手下手とか芸術的な意味合いはよくわかりませんが、素人にとっては何とも言えないご褒美です。
それがたった300円で書いてもらえるのだから信じられません。

最初は日記形式のブログを始めたんですが、半年ほどで挫折しました。
その反省から、何か明確なテーマを決めなければと思い、"Queenネタ"にするか"お遍路ネタ"にするかで迷いました。
結局、前者に決めて正解だったわけですが、いつか"自転車お遍路ネタ"でもやってみたいと思っています。

↓続く
lifeisreal
2009/09/23 23:23
"Penny Lane"ですが、構成はいたってシンプルです。
"[バース×2+サビ]×3+サビ"となっています。
ただ違和感のないメロディのために、コード進行のひねくれ具合は想像つかないと思います。
@バース部のスタート時のキーは"B(メジャー)"ですが、バースの途中で"Bm"に転調します。
Aサビは"A"に転調します。次のバース部はまた"B(メジャー)"に戻ります。
Bそして極めつけは最後のサビです。2回繰り返されますが、1回目は"A"ですが2回目は"B"に転調します。つまり、冒頭部と同じキーになって終わるのです。

ポールの思考回路は一体どうなっているのか分かりませんが、常人の理解を超えています。
また、コルネットのオブリガードやソロが非常に印象的なのですが、そのフレーズが4連符を多用したものであまりポピュラー音楽では聴くことのできないアレンジだと思います。

アレンジに関しては、The Beatlesの音楽的頭脳、ジョージ・マーティンの知識や手腕に依るところも大きいとは思いますが、やはり発端にはメンバーのアイディアありきではないでしょうか。
lifeisreal
2009/09/23 23:23
実は、ライブに向けての練習はまだなんです(笑)

このところ、筆を使った文字の屋号や商品名が人気ですが、
どういうわけか筆文字って特別扱いされますね?

日記形式ブログもされていたんですか?
私は、mixiでも恥ずかしくて日記を書きません(笑)
ネタもないのですが・・・
自転車お遍路ネタは、Bicycle Raceの際に前振りをしてはいかがですか?(笑)

"Penny Lane"の転調はわかりますね。
ところが、私は音楽理論を知らないので、それがどれだけ凄いことかがピンときません。Bicycle Raceも当時そのように評されましたが、私にはくだらない曲の代表格です(笑)。それに比べると"Penny Lane"は、素人目にはよくできていると思います。

アレンジの件ですが、Steve HoweがHome Brewという、曲の原型の寄せ集めのアルバムを出しているのですが、結構おもしろかったりします。
らり
2009/09/25 00:55
らりさん、こんばんは。
以前から仕事でホームページの作成に関わっていたので、話題のBlogって何だろうと思い、とりあえず日記を始めてみました。
しかし、らりさん同様あまり話題がなく更新で随分苦労しました。
知り合いの紹介でMixiもアカウントを持っていますが、2〜3回日記を書いた頃にこのブログを始めたので、現在ではすっかり残骸となっています。

原型を公開するというのは面白いアイディアですね。
The Beatlesのアンソロジーシリーズもそれに近い感じでしょうか。
QueenもYouTubeでいくつか"原型"が公開されていますが、とても興味深いです。

"Penny Lane"の美学は、曲を書く立場にあると実感します。
"Bicycle 〜"に対するらりさんの評価はとても厳しいですね。
自分は大好きです。
その評価に対する違いが「JAZZ」全体の評価の違いに通じるのかも知れませんね。
自分的には「JAZZ」は「Sheer Heart Attack」と同じくらいの重みがあります。
「世界に捧ぐ」の後なので、受け入れる際のハードルが下がっていたのかもしれませんが・・・。
ある意味"キワモノ"かも知れませんが、それが彼らの真骨頂ではないかと。
それと何より、ロイ・ベイカーの存在が大きいなと痛感した一枚です。

字の下手な人間にとっては「書」は、本当にスペシャルなものなのです。

間もなく"うつろな〜"が上げられそうです。
lifeisreal
2009/09/25 21:31
日記もブログも、無理なく楽しめればそれでいいんですよね?
My Fairy Kingdomみたいに他人も楽しめればさらにいいですねぇ。

濃いファンであればあるほど、原型は楽しめますね。
もしかするとライブバージョンは原型に近いかもしれないとか、
邪推しちゃいます。
Father to SonでJoiful the sound〜という歌詞はライブで歌われたことがなかったり、Modern Times Rock 'n' Rollのサビ前のドラムのフィルなど、実は、スタジオ録音の時にプロデューサーに変えられたんじゃないかと思っています(笑)

Jazzが特に嫌いな訳じゃないのですが、プログレ好きな私にとっては、一聴してわかる凝った作品がなくなったのは残念でした。
確かJazz発売時に、Sheerに戻ったという形容があったかと思います。短いけど多彩な曲の寄せ集めという意味では似てますが、SheerのA面のような訴えかけるものがないようにも思いましたね。
ただ、Mustaphaは驚いたとともに、大好きですが・・・(笑)

Sleeping〜楽しみです。
らり
2009/09/25 23:22

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